【現地でブルゴーニュワインの学習】ボーヌ見学
Bonjour, 辻調グループフランス校です。最近は暑い日が続いています。パリオリンピックが日曜日に終了し、月末にはパラリンピックが始まりますが、猛暑にならないことを祈るばかりです。
先週の金曜日には校外授業としてボーヌのワイン醸造所「ルイ・ジャド」社を訪れました。ボーヌはブルゴーニュワインで有名な都市です。実際にブルゴーニュ地方まで足を運んでブルゴーニュワインの醸造法や種類などを学びました。朝早くバスで出発し、夕方にシャトーに戻ってくるという一日かけた遠足、校外授業となりました。
まずバスでブルゴーニュ地方のワイン畑を通り、広がる畑をバスから見学しました。今の時期は緑の葉が広がりとてもきれいですが、更に秋は黄色く葉が色づき金色の畑が広がるため、この辺りには「コート・ドール(金色の丘)」という県名が付けられています。「ロマネ・コンティ」などブルゴーニュワインの高級品種が作られている畑の近くも通りました。
ブルゴーニュワイン畑が広がります
バスでの見学を終えてルイ・ジャド社に到着です。日本でもフランス料理のレストランなどでお目にかかることがあるルイ・ジャド社のワインですが、ブルゴーニュワイン醸造の会社の中でもかなり有名です。自社畑も多く持ち、ブルゴーニュ各地のワインを醸造しています。醸造所の中にある大きな樽やタンク、ワインを熟成させるためのたくさんの樽も見学できました。
ジャド社に到着
大きな醸造用タンクです
醸造の方法など勉強しながら見学は進みます
ブルゴーニュワインを作るためのブドウは白ワインはシャルドネ、赤ワインはピノ・ノワールです(例外もあります)。この特徴あるブドウ品種から作られるワインを各3種類試飲させてもらいました。同じワイン品種から作られるワインも、取れる土地の場所や天気などのコンディションによって味がかなり変わります。3種類ずつ味を見てみたことで違いも分かったのではないでしょうか。
一通りの授業が終わるとお土産としてワインを購入している研究生も多くいました。今回の試飲で味わったものをもう一度、という人もいれば、違ったブルゴーニュワインに挑戦してみよう、という人もいたようです。いずれにせよ現地で購入するワインはよいお土産になったと思います。
ルイ・ジャド社見学の後は自由時間となり、各自でブルゴーニュのおいしいものを食べたり違うワイン屋さんに行ってワインを見てみるなど、楽しく過ごしました。よい勉強にもなりましたが、フランスらしい楽しい遠足となりましたね!