シュガーアート作品(エスコフィエ校製菓)
12月1日(木)
Bonjour, エスコフィエ校教務部デボワです。今日から12月ですが、まさに今日から寒さ倍増、といった感じで寒くなりました!朝は気温がマイナスでした。外は霧で真っ白、霜もおりています。寒いのはツラいですが、今月のメインイベント、クリスマスがいよいよという雰囲気で町が盛り上がり始めているのは見ていても楽しいです。フランスではクリスマスツリーは本物のもみの木を飾る家が多いので(日本の家より天井が若干高いようです)あちこちでもみの木の販売も行われています。町の路肩などでの「もみの木売り」は、若い人向けの季節限定アルバイトとしても定番です。日本で言うところの「プロ野球会場でのビール売り」みたいなものでしょうか(残念ながらフランスにはプロ野球リーグがありません)。
余談が長くなってしまいましたが、前回のエスコフィエ校分の日記でお話したとおり、今回は製菓の特別授業「シュガーアート」で作られた作品を紹介したいと思います。4日間の授業で各班二つの作品を作りました。アイディア図を作成するのに徹夜をしたりとかなり大変だったようですが、頑張ったかいがあり素敵な作品ができました。
班毎に紹介していきます。
P1の作品
時計の方は砂時計に注目です。膨らましたアメに砂のような砂糖を入れています。たくさんの歯車も色をつけたりヤスリで削ったり、デリケートな作業が大変なようでした。
音楽は楽器の形を整えるのに苦労していたようです。「失敗しました。。。」とやり直しをしている学生さんを見ましたが、最終的にはうまくできてよかったです!
P2の作品
左:ジャックと豆の木 右:黒対白
ジャックと豆の木の方は、ちょっと恐い?(笑)学生の皆さん、割とメルヘンな題材を選ぶことが多いのですが、あえてちょっと恐い感じのものにしてみたようです。ジャックと豆の木の話自体はメルヘンですけれどね。
黒白の方はチェスを題材にしています。冠についている細かい飾りや馬の駒をアメで膨らます作業など、大変だったようですが素敵な作品ができましたね。
P3の作品
左:花と妖精 右:鶴
花を題材にした作品を作る期は多いですが、今回もきれいにできました。色鮮やかで花びらも細かく作られていて可愛らしい作品です。
鶴は羽の作成が本当に大変!ちょこちょこ見学をさせてもらいましたが、いつ見ても羽を作っている、くらいな(笑)。頑張ったかいあり、きれいな羽をつけた鶴ができましたね。頭の上が赤いのも可愛らしいです。
毎期学生の皆さんが作る作品には感動しますが、今回も素晴らしいですね。将来シュガーアートに携わる人がいたら、ここで学んだことを懐かしく思い出してほしいです。