ボーヌ見学 ― 本物を学ぶために、時には現地へ!(その2)
Bonjour! フランス校教務部です。
フランスの食文化を学ぶうえでは、ワインは欠かせない要素です。そこで、フランス校では、校舎内での実習や講習だけでなく、現地に赴いてワインについて学ぶ特別な授業があります。すでに、シカレックス見学(ボジョレーワイン)とシャンパーニュ見学についてはフランス校日記でお伝えしました(まだの方はぜひリンクからご覧ください!)。
レクレール校の集合写真(撮影の時だけマスクを外しています)
さて、今回はブルゴーニュワインについて学ぶために、6月10日にBeaune(ボーヌ)に行きました。シャンパーニュ見学に続いて、皆でバスに乗って長距離の移動となりますが、前回のランスよりもずっと近いので、あっという間だったのではないでしょうか。
レクレール校の見学の様子
ボーヌはブルゴーニュワインのメッカと呼ばれる都市で、レクレール校とエスコフィエ校、それぞれの校舎から日帰りで行ける距離にあります。見学をしたのは、La maison Louis Jadot(ルイ・ジャド社)という、ブルゴーニュでも有数の規模でワインの醸造と販売を行っている会社です。
エスコフィエ校の見学の様子
まず、ルイ・ジャドの歴史についてお話をうかがい、ワインの作り方や、こだわりについて説明を受けながら内部を見学させてもらいました。研究生たちは、その規模の大きさに圧倒されていました!
レクレール校の試飲の様子
見学に続いて、試飲を行いました。白ワインと赤ワインを3種ずつ、計6種類のワインを、解説を聞きながら試飲していきます。(なお、試飲の場合は、飲み込む必要はありません。色・香り・味を確認してから、専用の容器に吐き出していいのです。)皆さん、試飲のやり方にも徐々に慣れてきているようでした。ワインは奥深いですが、フランスの重要な文化ですから、基本的なことはしっかり身に着けておいてもらいたいですね。
※フランスでは18歳以上が成人となり、飲酒は認められています。
エスコフィエ校の試飲の様子
見学のほかに、ボーヌでの自由時間もあったので、散策をしたり、食事をしたり、街の雰囲気も感じられたと思います。こうやって、今・ここでしか出来ない経験を、たくさん積んでもらいたいですね!
エスコフィエ校の集合写真(撮影の時だけマスクを外しています)