BAUD(ボー)
フランス東部、スイスとの国境を接するフランシュ・コンテ地方に、ブザンソンという街があります。
世界遺産に登録されているヴァーボンの要塞群があり、毎年9月には国際音楽祭が行われたりと、
見所はとても多い街です。
そのブザンソンに一軒、ルレ・デセール会員のパティスリーがあります。名前は『BAUD』(ボー)
1923年創業の歴史のあるパティスリーで、代々家族で経営されています。創業当時は小さなパティスリーでしたが、
代が替わるごとに新しいものを取り入れ、今ではお菓子だけでなく、トレトゥール(総菜)、ショコラ、アイスクリーム、
コンフィズリー、カフェ...となんでもそろうお店になっています。
所狭しと美味しそうなお菓子やお惣菜がショーケースに並んでいます。
そして、テラスは常にお客様でいっぱい!
それではお菓子を紹介しましょう!
Frou Frou
『BAUD』のスペシャリテ。ヘーゼルナッツを使ったビスキュイ生地の上に、ミルクとビターの2種のムースショコラが
層になっています。ムースはふんわりと軽くなめらかで、優しい味に仕上がっています。
Satin Blanc
ホワイトチョコレートのムースの中に、赤い果実の甘酸っぱいジュレが隠れています。
プラリネとフィユティーヌを合わせたものを土台としてあり、サクサクの食感がとても心地よい。
甘さ、酸っぱさ、食感、とてもバランスのよい一品です。
Tarte Citron Vert
フランス菓子では定番の『Tarte Citron』をライムでアレンジしたもの。爽やかな酸味のライムのクリームと、
サクサクのタルト生地が相性抜群です。
Castel
さっくりとした歯切れのいい焼きメレンゲで、プラリネのクリームとガナッシュをサンドしてあります。
クラシカルな作りのお菓子ですが、しっかりとした甘さ、素材の味がしてとても美味しい。
Gourmandise Specialite
パッションのムースの中にマンゴーとパイナップルのジュレが入っています。ココナッツのビスキュイとシュトロイゼルで
食感をプラス。フランス人が(もちろん日本人も)大好きな、トロピカルテイストの一品。
Abricot Pompadour
クルミを使ったダックワーズ生地にバニラのムースリーヌ、その上にアプリコットのムースで構成されています。
中にはアプリコットのソテーが入っており、酸味と食感のアクセントになっています。
地元の方に愛され続け、90年以上の歴史を持つパティスリー。
ブザンソンにお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
BAUD
住所: 4 Grande Rue 25000 Besancon
TEL: 03 81 81 20 12
http://www.baudbesancon.com/