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辻調グループ フランス校

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調理外来講習 M.Guy LASSAUSAIE (ギィ・ラソゼ)氏/Restaurant Guy LASSAUSAIE (レストラン ギィ・ラソゼ)

フランス校教壇から

2016.06.13


レストラン「ギィ・ラソゼ」のシェフ ギィ・ラソゼ氏。

1993年、MOF(フランス優秀職人賞)受賞。2009年、ミシュランガイドで2つ星を獲得。
エスコフィエ校から車で15分ほどのところに位置するレストランの為、約30年間毎期に渡り研修生を受け入れて頂いており、学生の食べ歩きレストランとしても大変お世話になっています。


今回、ラソゼシェフにはデザートを含めた3品を講習して頂きました。
たった1時間半で3品を仕上げていくラソゼシェフと、研修生の藤元君の無駄の無い、正確且つスピーディーな姿は、きっと学生にも強い印象を与えた事でしょう。
写真からもわかるように、藤元君はシェフの信頼を得ながらしっかり働き、学んでいるようです。

☆今回披露いただいた3品

Gateau de tourteau et avocat, Cristallines de pommes de terre
Salade de feves et pois gourmand, veloute de brebis a la menthe fraiche

下の緑の部分はアボカド、レモン汁、生クリーム、を混ぜたアボカドのムース。上にカニの身、バジリコの葉、ヴィネグレットを和えたものをのせてあります。周りにはじゃがいもを薄くスライスし三角形に切ってチップスにし刺してあります。サラダを盛り、周りには火を通したえんどう豆と絹さやを散らししています。ソースはミントの香る羊のチーズがベースのクリームと、バルサミコ酢で作ったドレッシングです。

Filet de féra croustillant, coulis de petits pois à l'anis Crème d'huître acidulée au caviar
湖などに生息するフェラというマス科の魚の1品です。フィレに卸したフェラに細かく切ったカダイフをつけて表面をパリッと焼き上げています。八角風味のグリンピースのピュレを加えた白ワインソースとキャビアを加えた牡蠣風味の白ワインソースの2種のソースを添えています。


Tuile croustillante, creme citron et framboises, sorbet citron
オレンジの風味のテュイルを筒状にして中にはバニラ風味のクッキー、レモンクリーム、フランボワーズが入っています。上にはレモンのシャーベットと、レモンをシロップ漬けにしたチップ。周りにはフランボワーズのソースでデザインしています。

研修生の藤元裕希君は、シェフやレストランのスタッフが話すフランス語を理解し、仕事も順調にこなしているようです。
研修で必要な事や学校でやっておくべきことなどを学生にしっかり伝えてくれました。



シェフを囲んで、助手を務めた城平明輝君(左)と小原久弥君(左)