学生たちがレクレール校に来てから初めての製菓外来講習が行われました。

今回は、リヨン近郊のヌーヴィル＝スュール＝ソーヌNeuville-sur-Saôneという街にある、「パティスリー・ルジュンヌ」のシェフ、ロラン・ルジュンヌ氏による講習です。

「パティスリー・ルジュンヌ」では、ガトーの他にショコラやコンフィズリーなども扱っています。同じ規模のパティスリーと比べても、同店で扱っている菓子の種類は多いと思います。伝統的なお菓子にひと手間かけた、「ルジュンヌ風」のお菓子が並ぶパティスリーです。

今回紹介してくださったお菓子はこの2品です。

DIAMANT

「ダイヤモンド」という名前が付いています。金柑を使った、バニラの効いたホワイトチョコレートのムース。ホワイトチョコの甘さと金柑の酸味の組み合わせが絶妙です！

RUBIS

「ルビー」というお菓子の名前の通り、目を引く鮮やかな赤のグラサージュで仕上げられています。中には「マラ・デ・ボワ」という品種のイチゴを使ったムース。その中には柚子のクリームが入っています。

金柑や柚子という、日本でもなじみのある柑橘類が使われていて、学生たちにとって親しみが感じられるお菓子だったのではないでしょうか。
ユニークな一面もあるルジュンヌ氏は、今期はじめての製菓外来講習を和ませてくださいました。

今回助手を務めたのは、製菓研究課程の大迫 諒太君と蔡 一民君。生地やムースを一緒に作ったり、型に流して固めたりと、たくさんの作業をサポートしてくれました。

大迫君「シェフの指示を聞き取り、コミュニケーションをとるのが難しくてあまりサポートに入っていけなかったので悔しかったです。今のままでは何もできないことを痛感したので、もっと勉強を頑張りたいです」

蔡君「シェフのすぐ近くで習うことができてよかったです。緊張しましたが、シェフは優しく教えてくださいました」

助手のチーム3人とシェフで記念撮影。

講習終了後、シェフとみんなで記念撮影。

Merci M.LEJEUNE!!