専門講義 Mme. Bénédicte MARTRE-TROCARD(ベネディクト・マルトル=トロカールさん)/C.I.V.B.(ボルドーワイン委員会)
これまで、シカレックス見学(ボジョレーワイン)、ボーヌ見学(ブルゴーニュワイン)、ヘネシーHennessy社による講習授業(コニャック)など、フランスのお酒についての専門家による授業がありましたが、今回はボルドーワインの専門講義です。
ベネディクト・マルトル=トロカールさんがボルドーからフランス校に来てくださいました。マルトル=トロカールさんは、C.I.V.B.(ボルドーワイン委員会)の講演者の仕事をしながら、規模が大きく評判の良いワインの生産社「ロイ=トロカールRoy-Trocard」でも勤務されています。
講習ではまず、ボルドーワインの生産地や格付けなど、全般的な説明がありました。
ブルゴーニュやボージョレのワインと違い、ボルドー地方のワインは、異なるぶどうの品種をブレンドして作ります。この授業でぶどうの品種がどのようにワインの色や香り、味に影響を与えるのかが分かるようになったと思います。
説明のあと、4種類のボルドーワインを試飲しました。
マルトル=トロカールさんの説明を聞きながら、それぞれのワインはどんな香りがするか、何の料理と一緒に飲んだら相性がいいかなどを考えました。