製菓外来講習 M.Sylvain MONTMASSON(シルヴァン・モンマソン氏)/Regis et Jacques MARCON(レジス・エ・ジャック・マルコン)
今回の外来講師は、オーベルニュ地方の大自然の中にある3つ星レストラン「レジス・エ・ジャック・マルコン」から、シェフ・パティシエのシルヴァン・モンマソン氏に来ていただきました。
きのこの料理が有名な「レジス・エ・ジャック・マルコン」ですが、父のレジス・マルコン氏、その息子のジャック氏は「きのこの魔術師」と呼ばれることもあるそうです。
また、乾燥したセープ(やまどりだけ)を粉末状にしたものを混ぜ込んだチョコレートや、きのこを使ったデザートなども提供しています。もちろん、きのこだけではなく、旬のフルーツや野菜もうまく菓子にとりこんでいます。
今回の講習ではいちご、ライム、バジルを組み合わせたヴェリーヌVerrine(グラスに入ったデザート)を紹介していただきました。
Verrine fraise citron basilica
いちごをオリーブ油でソテーし、刻んだバジルの葉を加え、バルサミコ酢で風味付けしたものを底に敷き、いちごの果汁を絞ったソースと、ライムとバジルのエスプーマ(泡)、そしてバジルのシャーベットを添えました。
今回初めてレクレール校に来校してくださったモンマソン氏ですが、アシスタントの稲垣和希君、李裕里さんとフランス語で軽い冗談を交えながら、分かりやすく、そして楽しく講習を進めてくださいました。
稲垣知希君「自分が研修する予定のお店のシェフということもあり緊張しました。ですが、とても優しい方で、ていねいに教えてくださりとてもよい経験ができました。研修が始まったら、シェフと周りの方々と協力し、楽しんで行きたいと思います」
李裕里さん「3つ星レストランのシェフ・パティシエの方と一緒にデセールを作ることができて本当に光栄でした。何より見たことの無い技術を間近で見せていただけたのが一番嬉しかったです」
授業の最後に集合写真を撮りました。