製菓外来講習 M. Romaric BOILLEY(ロマリック・ボワイエ氏)/Patisserie DELICES DES SENS(パティスリー・デリス・デ・サンス)
今回のエスコフィエ校製菓外来講習は、リヨンの人気パティスリー「Délices des Sens(デリス・デ・サンス)」の
オーナーシェフ、Romaric BOILLEY(ロマリック・ボワイエ)氏に来ていただきました。
シャトー到着後、最初の週末に皆で見学したリヨンの屋内市場「レ・アール・ポール・ボキューズ」にも店舗があるので、
こちらのお菓子を食べたことのある学生も多いかと思います。
AMARILYS
アマリリスという花の名前がついたチョコレートムースのガトー。サブレ生地とチョコレート風味のビスキュイを
使っています。開店当時から作っているそうです。
土台になるサブレブルトン生地はベーキングパウダーを使い、膨らむため厚めの焼き上がりになります。
ビスキュイ生地は小麦粉を使わないためしっとりとした食感になります。
ブラックベリーとラズベリーの風味をきかせたチョコレートムースを半球型につめ、 ムースの中と上のふたになる
ビスキュイには種付のラズベリージャムをぬっています。冷やしかためたムースにつやのあるグラサージュをかけて
サブレ生地の上にのせてフレッシュのラズベリーを花びらのように飾って完成。
助手(ボワイエ氏を囲んで、左から)
西村 莉佳さん
「もっとボワイエさんとコミュニケーションをとって生地をのばしたり、クリームを流したりといった作業を手伝えることが
できればよかったと思いました。」
高橋 恭子さん
「思ったように手伝えなかったというのが感想です。ボワイエさんの作業を見越して器具の準備や片付けができれば
よかったです。アシスタントのプロの先生方はすごいなと思いました。」
最後に全員で記念撮影