諸岡 冴紀 くん:調理・2015年秋コース
料理書などで自分の尊敬するシェフがフランスについて熱く語っているのを読んで、以前からフランスに魅力を感じていました。元々は就職するつもりで、すぐにフランスに行こうとは考えていませんでしたが、フランス校のコースの定員にまだ空きがあると知った時、「行くなら今しかない」と思い進学を決めました!
フランスで驚いたのは、食材の豊富さです!安くて、新鮮で、日本では見たことがなかった食材が近くの商店や市場などでたくさん売られています。
フランスに来てから2ヶ月強になりますが、時間が経つのがとても速かったです。
フランス校の実習では、自分の力量や知識の有無がはっきりと結果に反映されるように思います。まだまだ自分の知らないこと、出来ないことがたくさんあるということを思い知って、悔しさを感じることもありますが、調理、製菓の仲間が積極的に学んでいる様子を見て、「自分も頑張らなければ」と刺激を受けています!
シャトーの生活では大変なこともありますが、仲の良い友達と冗談を言ったりいろいろなことを話したりすることで気分転換するようにしています。日々の生活の中で楽しいことを見つけるように心がけています!
休日にリヨンの街に行ったときはマルシェに行って、ハムやフルーツなどを買って食べ比べをすることが多いです。先日はフランスの美容院に行って髪を切ることにチャレンジしました!(笑) 11月にパリでテロ事件が発生してからは、どこに行くにも警戒する必要があり、残念に思うこともありますが、基本的にはフランス生活を満喫しています!
先日、学校の食べ歩き企画(有志)でレストラン「レジス・エ・ジャック・マルコン」に行きました!「キノコの魔術師」とも呼ばれるレジス・マルコン氏とその息子のジャック氏のレストランで、何種類ものキノコをとりあわせた料理が出てきて、大変おいしく、また心温まるお店でした。「普通なら料理に使う」という食材をお菓子に使うなど、驚きもありました。お金の許す限り、もっとフランス料理を食べたいと心から思いました!
研修を希望しています。慣れない言葉、知らない文化の中で、自分がどんな風に研修を進めていくことができるのか、不安な気持ちもあります。ですが、星付きレストランやすごいシェフのお店で研修することができる喜びや楽しみが、そうした不安な気持ちを上回っています!
フランスでは、辛いことを見つけるよりも楽しいことを見つけるという姿勢で勉強すると、少しずつ生活が充実するように思います。しばらくはフランス人とともに生きていくという環境に置かれるので、頑張るしかないと思っています!
諸岡 冴紀 MOROOKA Saeki
2015年秋コース レクレール校 フランス料理研究課程
出身高校:関西創価高等学校(大阪府)
辻調グループ出身校:辻調理師専門学校 調理技術マネジメント学科