FRANCE

辻調グループ フランス校

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山本 怜奈さん:2023年秋コース製菓

在校生レポート

2024.03.01

【本場で学びたいという気持ちがあふれた】
エコールに入学した時からフランス校に興味を持っていました。お菓子を学んでいくにつれて本場フランス校でも学びたいという気持ちがあふれたので、フランス校入学を決めました。フランスの食材にも興味があり、身近で学びたいと思い、そしてお菓子について経験と知識を深めたいと思いました。

【日々フランス語が聞き取れるようになっていく】
まず、フランス語が難しく最初の方は困りました。はじめフランス校の実習でドゥムール先生とのコミュニケーションも全くできなかったので、毎日聞き取ることで精いっぱいでした。ですが、毎日フランス語を聞いたりしているとだんだんと聞き取れるようになり、先生とのコミュニケーションも自分から積極的に行けるようになったのは自分での大きな成長だと実感しました。今ではシェフの言うことがほとんど聞き取れるようになったのでとても楽しい日々を過ごしています。聞き取ってから行動に移すスピードが確実に上がりました。少し話ができるだけで自分に自信が付きました。


【食べるたびにお菓子がおいしいので感動します】
お菓子の本場フランスなので、使っている材料もフルーツも質が違い、できあがりのおいしさが全く違います!フランスのフルーツは全て甘くジューシーなフルーツが多く、とても驚きました。食べるたびにおいしいので感動します。なので、もっとお菓子について学びたい、という気持ちがあがり、頑張ろうという気持ちがあふれます。講習は間近で見ることができるので、生地の状態やシェフの手さばきがはっきりと見えるところがとても良いと思います。


砂糖細工の作品。班のみんなで頑張りました!

【初めて体験したセルヴィスの授業】
フランス校ではセルヴィスの授業があります。私は初めて体験しましたが、レストランの流れを学ぶことができてよい経験でした。ブリュノ先生とガニュー先生はとても優しいので、毎回楽しく授業を受けることができました。シェフとのコミュニケーションの多くは実習やお菓子についてですが、セルヴィスの先生とは「このお店がおいしいよ」「休日はどこに行った?」といった日常会話なので、フランス人とのコミュニケーションの取り方が学べました。ワインやフロマージュの授業もあったので、フランスならではの授業だな、と感じました。

セルヴィス班のみんなと一緒に

【寮生活も楽しいです】
寮生活は、学校終わりで友達がすぐ近くにいるので、実習終わりや前日に疑問に思ったことや不安なところをすぐに聞けてとてもよかったです。休みの日はみんなで買い物も勉強もできて、とても楽しい毎日を過ごしました。調理の子たちも身近にいるので、たまに料理について教えてもらったりしていました。休日の賄い(希望者)は当番制で作っていて、当番になった日は調理をするので調理のことも知ることができてとてもよい機会でした。部屋は最低限のものがそろっているので大きな不便はなかったです。

オプション授業はワインの授業を選択しました

【アシエットデセールを中心に食べ歩き】
冬のヴァカンスはモンサンミッシェルやパリ、ストラスブール、コルマール、外国ではドイツのミュンヘン、イタリアのローマに行きました。地方菓子を食べ歩いたり、観光名所に行きました。どれもおいしくて楽しくてよい思い出になりました。
アシエットデセールに興味があるのでレストランにも食べ歩きに行きました。ポール・ボキューズやピラミッド、レクレエールなどミシュラン星付きレストランのアシエットデセールはどれもきれいで、味も格別でした。デザインもとても勉強になりました。料理を食べた後でもおいしく食べることができたので味の付け方や量についてとても勉強になりました。よりアシエットデセールへの興味が深まりました。

シャトーでドゥムール先生と一緒に

学校企画食べ歩き「レジス・マルコン」


フランス国内外を旅行できて楽しいヴァカンスでした

【研修ではフランス語でのコミュニケーションが楽しみ】
研修先はレストランを希望していたのでミシュランガイド1ツ星のレストラン「シャトー・モンジョリ―」に決まりました。アシエットデセールが勉強できることを楽しみにしています。研修は厳しいけど楽しいというイメージを持っているので自分でフランス語を使いフランス人との会話をすることは不安ですが、その分たくさんコミュニケーションが取れると思うので今は楽しみな気持ちの方が大きいです。研修終わりはひと回り成長してアシエットの知識も増やして返ってくることを目標に頑張ります。

【フランス校へ進学を考えている皆さんへ】
フランス校生活はつらいこともありましたが、入学する決断をして本当によかったです。
ここではほぼ毎日実習をしているので毎日お菓子と関わることができます。入学したての時はフランス語を理解するのにも時間がかかったりしたので日本にいる時にもっとフランス語に慣れておくべきだったと思います。聞く練習などをしておくとフランスに来てからが少しでも楽になると思います。フランス人はとても優しいので毎日笑顔で挨拶をすると話しかけてきてくれます。フランスの方には私は元気だよ、という印象を一番に見せるとより楽しい日々が過ごせると思います。


山本 怜奈 (YAMAMOTO Rena)

出身高校 和歌山県立和歌山工業高等学校 機械科
辻調グループ出身校 エコール辻大阪 辻製菓マスターカレッジ