「スタージュ（研修）に行けることが大きな魅力」
　フランス校に進学を決めた理由は「スタージュに行けるから」です。特に、１年目の東京校で見たルー・アン・クルート（スズキのパイ包み焼き）のデモンストレーションに感動して、そのメニューを作っているレストラン・ポール・ボキューズで研修したい、と思っていました。そして、希望通り、ポール・ボキューズに研修が決まりました！！

班のメンバーと協力して実習を行います

特別実習製パンの授業にて

「日本で学んだ基礎も活かせる授業」
　実習では前菜・魚料理・肉料理・賄い班に分かれて仕事をします。自分のかかわれる担当はその時ごとに決まっているので、とにかく自分の担当はこなすことを前提に他の部門の勉強や手伝いに行くことを心がけるとやれる仕事の幅が広がると思います。ここでは扱う食材、スピード、全てが日本の実習とは違いますが、日本で学んだ基礎的な理論は絶対に役に立つと思います！

卒業記念制作「ムニュスぺシオ」もよい経験となりました

外来講習のシェフのアシスタントをする機会もありました

校外授業 ブルゴーニュワイン醸造所見学「ルイ・ジャド社」にて

「優しい友人に恵まれた日々の生活」
　寮での生活は優しい友人に恵まれ、日々楽しく過ごしています。寮生活に不安を持つ人もいると思いますが、慣れると部屋のメンバーと離れたくなくなるくらい仲良くなります！
　休日は近くのヴィルフランシュやリヨンに行くことが多いです。ヴァカンスはスペイン、イタリア、フランス国内のレンヌ・シャモニーに行きました。食べ歩きで印象に残っているのはランスのレ・クレイエールです。友人と行きましたが、外見も内装も本当にきれいでおすすめです。もちろん料理もとってもおいしかったです。一番おいしかったレストランは秘密です（笑）。


ヴァカンスでフランス国内外を旅行しました

素晴らしいレストラン「レ クレイエール」にて

ナレ先生から研修先の発表、行きたかった「レストラン・ポール・ボキューズ」に決まりました！

「フランス校進学を考えている皆さんへ」
　環境が変わることに不安を覚える人が多いかもしれませんが、これを書いている自分も研修出発前で同じ気持ちです（笑）。悪い方向に考えず楽しむことをとりあえず考えればよいと思います！自分は辻調グループ校では１年制卒で、周りの人より経験も知識もありませんでしたが、料理の勉強は誰にも負けないくらいやった、と言えるくらい学んでやっと周りと並ぶくらいになったので、とにかくたくさん学んでたくさん失敗してたくさん落ち込んでシャトー生活の料理、勉強、恋愛生活を謳歌してください。


江原 孝士郎（EHARA Koshiro)

千葉県　麗澤高等学校　卒業
辻調グループ出身校　エコール辻東京