通信教育部ブログ
お知らせ
モンブラン
秋になると、よく目にするのがモンブラン。
アルプスの白い山をイメージしたこのお菓子は、焼いたメレンゲに軽い生クリームをたっぷりと絞り、マロンクリームを形良く絞って仕上げます。
モンブランと言えば、パリの創業1903年の老舗、サロン・ド・テ アンジェリーナが有名です。
ルーブル美術館の近くにお店があるので、訪れたことがある方も多いのではないでしょうか。
そんなモンブラン、実はフランスではポピュラーなお菓子ではありませんが、アルザス地方では、トルシュ・オ・マロン(Torche aux marrons)と名前を変えて売られています。
パータ・グラッセをつけたメレンゲの上に、泡立てた生クリームを絞ります。マロンクリームでつぶれないように、しっかりと泡立てたることがポイントです。
栗のクリームは、このモンブラン用の口金で絞ります。モンブランの口金がなければ、オリジナルの形で作ってみてください。
クリームをじゅうぶん垂らして絞り、たるませながら重ねていきます。スピードが遅いときれいに絞れません。
仕上げに粉砂糖と、渋皮煮の栗を。
低めのドーム状に絞る方法もあります。
洋菓子技術講座の第12課で学ぶモンブランは、洋栗と和栗を合わせた甘さ控えめなもの。ぜひ美味しいモンブランを作ってください。
画像はすべて教材DVDより。