通信教育部ブログ
受講生日記
洋菓子 第5課 バター生地(2)「フィナンシェ」
皆さんこんにちは!
今回もバター生地、オールインワン法という製法で「フィナンシェ」を作っていきます。
フィナンシェの基本配合も卵、砂糖、小麦粉、バターでほぼ4同割ですが、
卵は卵白のみ、バターは焦しバター(ブール・ノワゼット)を使います。
◆型の準備
フィナンシェ型に柔らかくしたバターを刷毛で塗り、冷蔵庫で冷やしておきます。
このフィナンシェ型も欲しかったので、今回購入しました。
馬嶋屋菓子道具店で1つ137円、ブリキ製です。
15個買ったので、今回はレシピの半量で作ろうと思います。
◆焦しバターを作る。
火加減は特に書かれてなく、DVDでも言ってなかったので・・・
中火よりやや弱めで、ひたすら泡立て器で混ぜ続けました!
いきなり焦げてきそうでめっちゃ怖い!!
予熱が入ることも考慮して、徐々に茶色になっていくところをひたすら見続け、
ここだというところで冷水につけ冷やし、60℃くらいに調整しました。
◆生地を作る。
はちみつを入れたボールに卵白、グラニュー糖を入れ混ぜる。今回も冷凍卵白使用。
グラニュー糖が溶けにくかったので湯煎しながら混ぜました。
そこにふるったアーモンドパウダーと薄力粉を加え、さらに混ぜます。
空気が入ると焼き上がりの製品の表面が荒れやすくなるらしいので
空気を入れないように滑らかになるよう混ぜる。
焦しバターを少しずつ加え、バターが乳化した状態まで、そのつどしっかり混ぜる。
最後にバニラエッセンスを加え混ぜ、生地の出来上がり。
口金の手前をしっかりねじ込んでセットし、生地を絞り出し袋に入れます。
バターを塗った型に絞り込んでいく・・・
コレがマドレーヌの時よりさらに難しい!
ほぼ液状なのでどんどん流れるし、なかなか流が止められないし。
1つ1つを慎重に入れていきました。
入れ終わったら冷蔵庫で生地を冷やします。
冷やしておくことで、生地の中心部にすぐ火が通ることを防ぎ
周りがこんがり焼けても、中心部は少し湿ってしっとりとした焼き上がりになるそうです。
◆冷やしている間にオーブンを190℃に予熱。
190℃で12〜15分焼きます。
もう少し焼けた方が良かったな・・・
一斉にひっくり返せないので、1つ1つひっくり返しながら型から外しました。
フィナンシェも柔らかくて跡が付きやすいのでオーブンペーパーの上で冷まします。
次の日に食べてみました。
金の延べ棒を模したものですから・・・やっぱこうゆう風に置くのがいいかと・・・
なんとなくギリギリ焼けてない気が・・・翌日になって表面がベタベタしてきたし。
中はこんなにしっとりしてたかな?
でも生焼け感はないし、美味しいけど・・・
ちなみに3日くらいすると、より全体がしっとりとふんわりとして
バランスが取れた感じになりました。
マドレーヌは卵とバターの美味しさを味わうのに対し、
フィナンシェは卵白だけなので、アーモンドの味が前面に出てる感じです。
やっぱ美味しいな〜♪
型に入れる時は苦労するけど、今回もわりと簡単なお菓子で良かった。
こうゆう課題が1課だったら助かるんですけど・・・