通信教育部ブログ
受講生日記
洋菓子 第15課 冷菓「カシス・ヴァニーユ」
皆さん、こんにちは!
今回はカシス・ヴァニーユ。カシスのムースとバニラのバヴァロワが2層になったケーキです。
こうゆうデザートはめっちゃ好きなので、作るのが楽しみです♪
◆バヴァロワ・ア・ラ・ヴァニーユを作る
第1課のシャルロット・オ・ポワールを参考にバヴァロワを作ります。
直径4㎝×深さ2㎝の型に絞ります。
急速冷凍すると離水が激しくなるので、冷蔵庫でゲル化させて、固まってから冷凍庫で凍らせます。
DVDではシリコン型を使っていましたが、私はセリアで売っていた直径4㎝×深さ3㎝の
マフィン型を使いました。
凍ったら型から外します。紙型ですが、特に水分も染み出すことなく凍りました。
凍ったまま使うので、このまま冷凍庫で保管しておきます。
◆パータ・ジェノワースを焼き、底生地を作る
第2課を参照しパータ・ジェノワーズを焼きます。
冷めたら厚さ5㎜の薄切りにして、5㎝の丸い型で抜きます。
5㎝の型が無いので4.5㎝のクッキー型で抜きました。
シロップ、クレム・ド・カシス、レモン汁、カシスピューレでアンビバージュ・オ・カシスを作り、
ジェノワーズに均一にしみ込ませて冷凍庫で凍らせておきます。
◆ムース・オ・カシスを作る
イタリアンメレンゲを作ります。
生クリームを泡立て器ですくうと、ぼたっと落ちるくらいの固さに泡だてます。
クレム・アングレーズの牛乳をカシスピューレに変えて作ります。
83℃まで加熱したらゼラチンを入れて溶かし、クレム・ド・カシス、凍ったままのカシスピューレを加え、
細かめのザルでこします。
15℃度前後まで冷やします。
酸味の強いものと乳製品を直接混ぜると分離する可能性があるので、
イタリアンメレンゲと生クリームを混ぜ合わせてから、カシスピューレを混ぜます。
ムース・オ・カシスの出来上がり。
◆組み立てる
直径6㎝×高さ3㎝のセルクルを使います。
他の物で代用できそうでしたが、今回はちゃんとしたのを買いました。
「ギャラリーワン」という通販サイトで購入。継ぎ目が見えにくいタイプですが1個297円と安めでした。
クッキングペーパーを敷いて型を並べます。
ムース・オ・カシスを型の半分くらいまで絞り、凍らせたバヴァロワを埋め込みます。
埋め込む時に型を押さえておかないと、一番左上のように、型の下からムースが出てきてしまうのでご注意を。
さらにムース・オ・カシスを絞り、少し窪んだ状態にならします。
もうちょっとバヴァロワはムースに埋め込んで良かったかも。
アンビバージュをしみ込ませたジェノワーズを乗せ、網で上から抑えます。
はみ出たムースをゴムベラでキレイに・・・全然キレイじゃないけど・・・処理し、冷凍庫で冷やし固めます。
◆グラサージュを作る
沸騰したシロップにカシスを入れ、再沸騰したら火を止めます。
ミキサーにかけ、漉しながらナパージュ・ヌートルに加えて、混ぜます。
ガスバーナーは持ってるのですが・・・ここは温めた布巾を型に巻いて外しました。
さらに冷凍庫で表面を固めます。
グラサージュを40℃前後に調整し、お玉ですくってかけ、コーティングします。
ムースの底に着いたグラサージュをキレイに落とし、ケーキトレイに移します。
このケーキトレイはセリアで購入したもの。
でも大きさがギリギリだったので、ちょっと失敗かも・・・
出来上がり・・・ってチョコレートの転写シートを買うの忘れたーー!!
今回は飾りも作ろうと思っていたのに残念・・・
なのでカシスにナパージュを塗って置いただけにしました。でも、なんか変・・・
断面はなかなか良い出来だと思います♪
ムースにスプーンを入れるとふわっと切れて、口の中に入れるとシュワとして、
でもすぐに滑らかに溶けていきます!!
イタリアンメレンゲが入ってるからでしょうか。こんな食感は初めてかも。
ずっとこの食感を味わっていたい・・・
コレ、ホントにめちゃめちゃ美味しいです。
私はベリー系の味と酸味が大好きなので、この味はドストライク!!
酸味は強いですが、バニラのバヴァロワも入ってるから味のバランスもいいし。
工程がいくつもあって正直めんどくさくはありますが・・・でも難しくは無いので絶対作った方が良いと思います。