通信教育部ブログ

受講生日記

洋菓子 第18課 糖菓「ヌガー・ド・モンテリマール」「プラリーヌ」


皆さん、こんにちは!
今回はヌガー・ド・モンテリマール。卵白を泡立てて、空気を含ませて作る柔らかく仕上げた白いヌガーです。
モンテリマールはフランスの都市の名前。材料にアーモンド28%以上、ピスタチオ2%以上、はちみつ25%以上
配合されていないとモンテリマールを名乗ることができないそうですよ。
今回はテキストの1/3量で作っていきたいと思います。




卵白は角がピンッと立つくらいに泡立て、そこに120℃に煮詰めたはちみつを少しづつ加え、
泡立てます。




水、グラニュー糖、水あめを160℃に煮詰めたシロップをさらに少しづつ加えて、泡立てます。
更にボールの周囲をバーナーで温めてながら泡立てるのですが、さすがにハンドミキサーの状態では無理。
ボールをコンロにかけてみたところ、ボールの底が少し焦げ始めたのでさすがにやめました・・・
本来なら水分を飛ばして固くしていくのですが、それが上手くできませんでした。




氷水につけて固さを確認しても柔らかいのですが、このまま進めていきます。
ローストして保温しておいたアーモンドとピスタチオを加え、よく混ぜます。

ローストの温度、時間などは書かれていなかったのですが、160℃で10分ローストして
そのまま庫内で保温しておきました。




クッキングペーパーに生地を置いて、1.5㎜の棒を添わせて麺棒で伸ばして成形しました。
ウエハースの通販がなくて、ウエハーペーパーならあったのですが、今回は無しでいきます。




固まったので紙をはがしていくのですが・・・クッキングペーパーがベタベタです。
クッキングペーパーでもコーンスターチは必要なようです。




やっぱりめちゃめちゃ柔らかいです。冷蔵庫で冷やし固めてから切りました。





見た目はそれっぽくできましたが、柔らかいので全然ヌガーではありません・・・
ローストしたナッツはかなり美味しいし、生地も思ったほど甘くないので、味はかなり良いと思うのですが、
飴っぽくないのでヌガーじゃない。ソフトキャンディーよりまだ柔らかいです。
でもねちっとした歯にくっつくのは好きではないので、これはこれで好きかも。

糖菓って・・・意外と難しいですね・・・
 

 

 

そして、続いてはプラリーヌ。アーモンドに砂糖をコーティングしたお菓子です。
アマンド・キャラメリゼを作っているときに、これってあのアーモンドのお菓子じゃ・・・と思っていたのですが
やっぱりその通りでした。今回はテキストの1/4量で作っていきたいと思います。




鍋に水、グラニュー糖を入れ沸騰させ、アーモンドを入れてから、117℃になるまで煮詰めていきます。
バニラのさやを入れるの忘れてました・・・




117℃になったら火を止めて、砂糖が白く結晶化するまで混ぜます。




アーモンドに砂糖が完全に絡まり、すべてがバラバラになるまで混ぜます。




ふるいにかけて、アーモンドと砂糖の固まりに分けます。
アーモンドは鍋に戻し、砂糖は塊を潰しておきます。




再度弱火にかけ、アーモンドを煎るようにして火を通します。
アーモンドに絡んでいる結晶化した砂糖が溶け始めたら、ふるいにかけた砂糖を少しづつ加え
絡ませていきます。




出来上がり♪
なんか砂糖がキレイに絡んでいませんね・・・




半分に切ってみました。いい感じで火が通っているようです。





このお菓子好きなんですよね♪
そもそもアーモンドが好きだし、砂糖でコーティングしただけのシンプルなお菓子で美味しいし。
気づくと大量に食べてたりするので、あえて今回は控えめに作りましたが・・・

これも難しいことは無いし気軽に作れますね♪
今月の課題はバレンタインとホワイトデーに合わせたような、この季節にピッタリの内容でした揺れるハート



リアルな声をお届け
修了生の方向け
修了生お知らせ メール登録