辻調 "東阪合同" 留学生交流会2024 開催!
辻調理師専門学校 東京の開校1年目となる2024年度は、東京に61名の留学生が入学し、大阪とあわせて14か国総勢355名の留学生が、ここ「辻調」で調理と製菓の勉強に励むことになりました。
留学生は一定程度の日本語能力を備え、入試をクリアした学生のみが入学してきます。ただ、生まれ育ってきた環境がちがうところで、学生生活を送ることは簡単ではありません。日本語レベルが高い留学生でさえ、学校生活に適応するまでに1カ月ほど要します。
ちょうどそのころを目安として、毎年、留学生交流会を開催しているのですが、今年は東京と大阪同時開催という新しいチャレンジをしてみました。
参加者人数は東京11名に対し、大阪62名と、大阪に分がありますが、準備する先生の熱意は負けていません(笑)。東京と大阪で6チームを結成し、交流会のアイスブレイクとしてゲームを行いました。
左)東京の様子 右)大阪から見た東京
ゲームは日本語のヒントだけでカタカナ語当てるという留学生にとってはちょっぴりハードルが高いもの。
例えば、「クッキー」というカタカナ語に対して、留学生は#小麦粉 #焼く など答えが連想できるようなヒントを出すかと思えば、#New Jeans となかなか粋なヒントを出す場面も見られました。
ただ、東京と大阪とでオンラインでつないでいることもあり、声が聞き取りにくく、スムーズにいかない場面もしばしば。
もどかしさが募ることもありました
写真左)東京 写真右)大阪
ゲーム終了後は、言語別に分かれて会話に興じました。普段ではなかなか言い出せないことも自分が希望する言語ならリラックスして話せます。特に印象的だったのは、タイ語で話す二人の留学生です。
大阪と東京1名ずつの参加で、遠く離れた場所で調理の勉強を頑張る友を画面越しではありますが、確認できたと思われます。
交流会終了後に行ったアンケートでは、「楽しかった!」「もっと交流したかった」との声が多く寄せられましたが、留学生担当としてのゴールは、学業へのモチベーションアップと数年後に世界のどこかのレストランかパティスリーで東京の留学生と大阪の留学生が一緒に働くこととなって、2024年5月9日にオンラインで交流したねと話題にしてもらうことです。(そうなれば奇跡的ですよね?)
これからも留学生に日本で調理・製菓の勉強をしに来てよかったと思われるように、いろいろな場面でサポートできればと思っています。
留学生のみなさん、勉強に日本の生活に頑張って行きましょう‼