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料理のチカラプロジェクト

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関西SDGsユース・アイデアコンテスト 受賞報告

SDGs

2020.09.09

 関西SDGsユース・アイデアコンテスト(募集期間:2019年10月1日~2020年1月26日)で、昨年エコール 辻 大阪のフランス・イタリア料理マスターカレッジを卒業した細田悠太さんがグランプリ、辻調理師専門学校の調理技術マネジメント学科2年生の遠藤さくらさんが企業賞「フェリシモ賞」を受賞しました!

 このコンテストは、今回が初開催となる、関西の学校に通う高校生以上の学生を対象としたものです。SDGsについて学び、考えるきっかけとすることを主目的に、若者ならではの新しい発想と着眼点で、環境問題、食品ロス問題など、2030年の世界を変えるためのアイデアを考えるのを目的としています。SDGsへの関心が世界中で一層高まる中、「いま私たちにできることは何か」という視点から、285ものアイデアが集まったそうです。
本来であれば、3月15日(日)に最終審査会を兼ねたイベントが予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、8月16日(日)にオンライン(YouTubeによるライブ配信)で開催されました。

<作品概要>
【グランプリ】
エコール 辻 大阪 細田悠太(2019年度卒) 「フードデポジット制度」
 食品ロスを減らす取り組みである"フードデポジット"という「食事を完食すれば次回の来店時に使えるクーポン券を発行する」というシステムの提案。実店舗でも十分に導入可能なシステムを構築出来たところが評価につながった。

【企業賞(フェリシモ賞)】
辻調理師専門学校 遠藤さくら 「食品ロスをパスタ麺に!」
 食品ロスとなる野菜をパスタ麺に練り込むことで、捨てるはずだった野菜を食材として利用できるようになる、というアイデア。今回はトローフィエ(小麦粉にぬるま湯を加えて練った生地で作る、かんなの削くずのような形のリグーリア州独自の手打ちパスタ)にほうれん草を練り込んで試作を行った。

 受賞した遠藤さくらさん(2年次在学中)から喜びの声をご紹介いたします。
「試作を重ね、家庭で美味しく作ることができるレベルまで持っていくことが出来ました。今後は飲食店でも出すことができるレベルまで持っていきたいと思います。機会があれば提供できる場も設けたいです。」

関西SDGsユース・アイデアコンテスト

関西SDGsユース・アイデアコンテストの概要・講評・エントリー作品詳細は以下のURLからご覧ください。
https://sdgs-idea.com/announcement.html

辻調理師専門学校 東 庸介