通信教育部ブログ
お知らせ
ピッツァ・マルゲリータ
ピッツァ・マルゲリータ(Pizza Margherita)といえば、トマトとモッツァレッラチーズのシンプルなピッツァです。
「マルゲリータ」というのは、イタリア王妃マルゲリータが由来。
1989年、当時のイタリア王国の国王ウンベルトⅠ世とともに、ナポリに滞在した際、マルゲリータ王妃に捧げられたピッツァの一つです。
色鮮やかなこのピッツァを気に入ったマルゲリータ王妃が、ピッツァ職人のラッファエーレ・エスポージドに尋ねます。
「このピッツァの名は?」
「マルゲリータでございます」
このようにして、ピッツァ・マルゲリータが誕生しました。
自宅でピッツァを焼くなんて、ピッツァ釜もないのに無理!とあきらめないで。
家庭用オーブンの場合、設定の最高温度で焼くとよいでしょう。高温かつ短時間がポイントです。
では、ピッツァ作りをみていきましょう。
冷蔵庫で3時間以上休ませた低温発酵の生地を使います。
円を描くように手で丸くのばしていきます。
トマトを塗り広げていきます。
モッツァレッラ・チーズは、ペーパータオルで重石をして冷蔵庫で30~40分おいて水切りを。
バジルに粉チーズ、オリーブオイルをかけて。
さぁ、オーブンへ!長時間かけて焼くとふっくら軽い食感が出ないので、高温かつ短時間で。
焼きあがりました。う~ん、いい香りです。
ピッツァは、『フランス料理・イタリア料理技術講座』第23課「パン」のカリキュラムでも学びます。
フォッカッチャやグリッシーニ、ピアディーナなど、イタリアのパンについて学んでみませんか。