通信教育部ブログ
お知らせ
ローストチキン
クリスマスが近づいてくると、色々なお店で売り出されるローストチキン。
フランスではとても一般的な料理で、若鶏のロースト(Poulet roti)とも言います。
パーティーなどの特別な時、食卓が華やかになる一皿であることは間違いありません。
ローストする前は、澄ましバターを全体にまんべんなく塗っていきます。
そうすることで、バターの風味が加わるだけでなく、オーブンで焼いている間に乾燥するのも防げます。
さらに、全体に熱が回って、むらなくきれいな焼き色がつきます。
220°のオーブンで40~45分、火を通します。
そして、さらに一手間。
焼いた後のお鍋には、うまみたっぷりの肉汁があふれ出ています。
この鍋に残った肉汁を使ったソース、ジュ・ド・ロティを作りましょう。
白ワインやフォン・ド・ヴォライユを加えたり、濾したり、バターを加えたり、と、手順は多いですが、これも美味しく作るため。
鶏一羽丸ごとだと見栄えはいいけれど、食べるのに困りますよね。きちんと切り分けましょう。
胸肉、腿肉と切り分け、盛り付ける際もバランスよく!仕上げにはクレソンを飾ります。
フランス料理イタリア料理技術講座の第3課で学ぶ若鶏のローストは、若鶏1羽を使い約4人分を作ります。
鶏のだし汁、フォン・ド・ヴォライユの代わりにチキンブイヨンで代用しても可ですが、一度はフォンから作ってもみてくださいね。
画像はすべて教材DVDより。