通信教育部ブログ

受講生日記

洋菓子 第4課 バター生地(1)「ケック・オ・フリュイ」


皆さんこんにちは!
今回は前回のカトルカールの応用、砂糖漬けのフルーツやドライフルーツを使った
「ケック・オ・フリュイ」を作っていきます。

レシピはレーリュッケン型2本分ということなのですが、量が多そうだし
そもそもレーリュッケン型ってなんだ??ということで、
レシピは半量でパウンド型2つで作ることにしました。


◆まずはフルーツの仕込みから・・・



ドライフルーツにお酒を加え、表面にラップを密着させ
20℃以下の冷暗所で1週間以上漬け込みます。



今回は市販されているドライフルーツを使いました。
左上のドライフルーツミックスはセリアで売っているもので、
グリーンレーズンが入ってるのでお気に入りです。

レーズンの大きさに合わせてフルーツを刻むのですが
今回は既にカットされているため、このまま使います。

またお酒は製菓用のダークラムとオレンジキュラソーを使いました。


◆パウンド型の準備



パウンド型に柔らかいバターを薄く塗り、オーブンペーパーを張り付けます。


◆オーブンを180℃に予熱開始


◆生地を作っていきます。



柔らかくしたバターをハンドミキサーでクリーム状にする。

 


グラニュー糖と水飴を加え白っぽくなるまでしっかりと撹拌する。

本来は転化糖を使いますが水飴で代用しました。
転化糖を加えると生地がしっとりと焼きあがるそうですが、焼き色が付きやすくなるそうです。



卵を溶きほぐし、バターと同じ温度にして、少量ずつ数回に分けて加え、
その都度バターと卵をつながった状態までしっかりと混ぜ込む。



バニラエッセンスを加えよく混ぜてから、
合わせて振るっておいた薄力粉とベーキングパウダーを一気に加え、ゴムベラでよく混ぜる。
粉が見えなくなっても生地につやが出るまでしっかり混ぜます。
これで生地の出来上がり。



お酒に漬け込んだドライフルーツを混ぜます。




出来上がった生地を口金なしの絞り袋に入れ、型に絞り込みます。
口金があるとフルーツが詰まり生地が出にくくなるので使わないそうです。

中央の盛り上がりを防ぐため
表面をヘラでならし真ん中をくぼませて型のふちにすりあげる。
今回は前回使ったパウンド型と紙のパウンド型2つにしてみました。

180℃で50〜60分焼きます。





中央の盛り上がりを防ぐために真ん中をくぼませたのに、結局膨らんだ・・・
今回は小さい方は60分、大きい方は70分焼きました。

焼き縮みを防ぐため、焼けたらすぐに、型を10㎝くらいの高さから落としショックを与え、
型から外してクーラーの上で冷まします。
粗熱が取れたらラップに包んで常温に置いておきます。

完全に冷めたら切り分けます。


 


なんか見た目はいい出来です。
ちなみに焼いてから3日程置きました。

DVDではアプリコットジャムを塗ってデコレーションしてましたが
ジャムを塗るだけでもキレイだったかも。


食べてみると・・・

生地はふんわり、しっとりしてて上出来です!
ですが・・・

フルーツが固い!
やっぱ安物だからでしょうか、1週間お酒に漬けてても硬いものは硬いようです・・・

食べた時に違和感があって、イマイチ。
生地との一体感がなくて、生地は美味しいのにかなり残念でした。



第4課のバター生地は1〜3課までの難しさがなくてちょっと一安心でした。
でもただの焼き菓子では終わらず、上品なケーキになってしまうところがさすが辻調のレシピです。
そしてチャレンジレポートも提出しましたよ♪

レポートにビスキュイ・ア・ラ・キュイエールを焼いてみる項目があったので
実際に焼いてみました。
またオーブンを買いなおしたこともあり、ジェノワーズとシート型に焼いたジェノワースも
焼き試ししてみました。

その様子は自分のブログの方にアップしておりますので、
ご興味ある方、お時間のある方、見て頂けると嬉しいです。

 ↓↓↓
Puyomeのごはんできてるよ。
オーブンを新しく買ったので試し焼きをしたいと思います。
http://blog.livedoor.jp/puyome/archives/83133430.html


 

リアルな声をお届け
修了生の方向け
修了生お知らせ メール登録