通信教育部ブログ
受講生日記
洋菓子 第5課 バター生地(2)「パン・ド・ジェンヌ」
皆さんこんにちは!
バター生地・オールインワン法のラストは「パン・ド・ジェンヌ」
アーモンドを大量に使ったお菓子だそうです。
◆型の準備をします。
バターを液状になるまで溶かして上澄み液のみを取り、澄ましバターを作って型に塗ります。
冷蔵庫で冷やしてバターが固まったら、もう一度澄ましバターを塗り、アーモンドスライスをまぶし、
再度冷蔵庫でよく冷やしておきます。
大きなタルト型は18㎝深型タルト型の底取れ。
かぼちゃプリンタルトやキッシュを焼いたりと、私の長年のお気に入りのタルト型です。
また小さい方はダイソーのタルト型12㎝。これも長年の愛用品です。
ダイソーは一体型になっていますが、セリアのはなんと底取れになってます。
◆生地を作ります。
今回使うのはアーモンドパウダーではなくローマジパン。
実はフレジエを作った時に失敗するんじゃないかと思って多めに買っていたので余っていたのですが
今回はこれを使おうと思います。
300gとレシピの3/4量しかないので、それに合わせて作ります。
ローマジパンに卵を少量加え、手で揉んで柔らかくしてから
製菓用ミキサーで・・・・・・ってDVDでは簡単に言いますが、普通の家庭にはありません。。。
なのでハンドミキサーを使います。
あまり空気を含ませないようにしたいので低速で・・・
っておもいっきりミキサーの中にローマジパンが入ってきます。
なので少しづつよく溶いた卵液を加えながら、ミキサーに付いたローマジパンを
根気よく落としつつ混ぜます。
卵液を半分くらい入れたところで、まあまあいい感じになってきました。
卵液を全量入れ終わりました。
もったりと思ったよりいい感じになりましたが、DVDのような滑らかなふんわりした感じにはなっていません。
ここで中速にしてもっと空気を入れたらふんわりするのかな・・・とも思いましたが、DVDでは
「泡立てすぎると焼いたときに膨らみすぎ、水分が抜けやすくなり、パサついた状態で焼きあがる」
と言っていたので、迷いつつもここでやめておく・・・
コンスターチを加えて混ぜ
60℃に調節したバターを入れ、手早く混ぜる。
生地の出来上がり。
◆オーブンを160℃に予熱開始。
◆型に流し、焼きます。
大きい方には生地を500g入れるのですが、500g入りきらない・・・
DVDで見た感じでは18㎝かと思っていましたが20㎝なのかな?
350gで止めました。
小さい方には生地を40gなのですが、こちらは型が大きすぎたようです。
とりあえず、小さい型には8分目ほど入れました。
160℃で小さい方は22分、大きい方は1時間焼きました。
生地が焼けたら20~30㎝くらいの高さから落としショックを与え、
型から外し、クーラーにとって冷まします。
大きい方は焼きすぎました・・・
よくよく考えたら(よくよく考えなくても)型に入れる量が少ないのに
レシピ通りの焼き時間で焼いてしまったので、焦げるのは当然ですよね・・・
小さい方は良い感じで焼けています。
そして粉砂糖を振ってごまかしました・・・
見た目はいいのよ。
でも食べてみると案の定、外も中も水分が抜けてパサパサです。
小さい方の型はふんわり、しっとりとしていて
ローマジパン独特のアーモンドの風味があって美味しい。
外側にまぶしてあるアーモンドスライスがパリパリに焼けていて、風味も食感も香ばしくて良いです。
やっぱり大きい型の方にギリギリ一杯まで入れて、
残りを小さい型に入れるくらいが良かったのかなと反省。
深さのある方が、よりアーモンドの香りとふんわりとした食感を、
パリパリとしたアーモンドスライスの食感の中に閉じ込められそうな気がするから・・・
これはリベンジですな。