通信教育部ブログ
洋菓子 第17課 チョコレート「パレ・ドール」
皆さん、こんにちは!
今回はデパ地下で売っているような高級なイメージのあるチョコレート、パレ・ドール!
バレンタインを見越して、頑張って作ってみたいと思います。
今回もテキストの半量で作っていきます。
いつも業務スーパーのチョコレートばかりなので、
今回は久しぶりにクーベルチュールチョコレートを買いました♪
左から、「カカオバリー」カカオ64%/フランス。
真ん中は「カレボー」カカオ58%/ベルギー。私の一番好きなブランドです
一番右は初購入ブランド「ベルコラーデ」カカオ73%/ベルギー。
ベルギーチョコレート派の私ですが、フランスのカカオバリーは好きです。
といってもカカオバリーもカレボーも同じ会社ですけどね・・・
カレボーはカカオ58%なのにしっかりとしたビターの風味です。
カカオバリーはカカオ64%ですがカレボーより甘味があります。そのまま食べて美味しいチョコです。
ベルコラーデはカカオ73%、舌に残るカカオの苦みと深みがあります。
辻調ではヴァローナを使っているようですが、高いのよね・・・酸味が強かったようなイメージもあります。
この他にもよく購入するのは大東カカオ。質がいいのに安いし、結構好きです。
大阪に住んでた時は業務スーパーで大東カカオの500gの板チョコをいつも製菓用に買ってたのですが、
最近なくなったの?
そして最近気づいたのですが、明治製菓の製菓用クーベルチュールチョコレートが売ってるんですね!
「クーベルダーク」だと1㎏/1800円くらいとめちゃめちゃ安い!
正直、ベルギー以外の国のチョコレートってわりと大味のところが多くて(個人的なイメージです・・・
あっ、でもリンドールはスイスだけど美味しい)それを食べるくらいなら、明治とか森永のチョコ食ってる方が
よっぽど美味しいと思ってるし、日本のチョコレートって質も味もかなり良いと思います。
今回は購入しませんでしたが、次回機会があったらぜひ使ってみたいと思っています。
今回はガナッシュにするチョコレートはカレボーとカカオバリーを半々。
コーティングをベルコラーデにしようと思います。
◆ガナッシュを作る
湯煎して50℃に溶かしたクーベルチュールに、沸騰させた生クリームとトレハロースを少しずつ加え、
その都度、しっかり混ぜ乳化させます。(転相させる製法)
混ぜ終わりが36℃以上に。
そこにクリーム状のバターを入れるのですが、レンジにかけすぎて少し液体部分ができてしまいました・・・
それでもしっかり混ぜ乳化させます!
出来上がり。
バットに流し、表面にラップを密着させ、絞れる固さになるまで冷まします。
◆ガナッシュを成形する
今回は方眼紙に2.5㎝の格子を描き、紙型に使いました。
直径9㎜の丸口金を付けた絞り出し袋にガナッシュを入れ、直径2.5㎝に絞ります。
絞り袋に入れた時は柔らかかったのですが、少しテーブルに置いておくと、すぐにガナッシュが
冷えて固まり絞りにくくなってしまいました。
絞り終わったら少しおいて固め、粉砂糖をふります。
厚さ8ミリの板を両端に置いて、上から板を置き、表面を平らにしました。
やっぱりガナッシュが固くなっていたようで、ひび割れしています。
とりあえず、このまま進みます。
粉砂糖を払って、紙から外します。
ひっくり返した底に、テンパリングしたクーベルチュールを薄く塗って固めます。
◆コーティングする
クッキングペーパーに金箔を散らしておきます。これも富澤商店で購入。
テンパリングしたクーベルチュールでコーティングし、金箔の上にひっくり返して置きます。 涼しい場所で固めます。
今回もトランぺ串はなし。
太めのハリガネを折って使ってみたのですが、なかなかうまく操作できず、
結局小さなフォークでトランペしました。
まあ・・・初めてですから・・・
模様がテキトーすぎて、、、仕事が雑です。
さすがに売り物のようにはできませんでしたが、雰囲気は出ましたかね??!
ガナッシュにバターが入ってるからか、トリュフの時と口どけが全然違います。
風味がかなり良いし、贅沢な味
そしてコーティングチョコをビターにしたのは正解!
パリッとしたチョコレートの食感と、甘すぎないので全体が締まった味になっています。
もうちょっとがんばってキレイに作れたら、バレンタインに配れるかな〜♪