通信教育部ブログ

受講生日記

洋菓子 第19課 ドイツ菓子(1)「ゲバッケナー・ケーゼクーヘン」


皆さん、こんにちは!
今回はゲバッケナー・ケーゼクーヘン。
ゲバッケナー(焼いた)ケーゼ(チーズ)クーヘン(焼き菓子)。焼くが二つも入ってるんですけど・・・。
ドイツ語なので物々しい言い方になってますが、ベイクドチーズケーキの事です・・・
チーズケーキってフランス菓子っぽくないな・・・と思っていたのですが、まさかドイツ菓子だったのですか!
衝撃の事実です。意外なところにドイツ菓子は隠れているのですね。
ドイツ菓子は直径24㎝のケーキ型が標準サイズらしいのですが、今回は18㎝のケーキ型に合わせて
作りたいと思います。0.6倍くらいにしました。
また、後半は第2回課題レポートと第5回チャレンジレポートの話もあります。


◆サワーチェリーの準備



サワーチェリーのシロップ漬けの汁にキルシュを加え、サワーチェリーをもう一度付け直し、冷蔵庫で一晩漬けこみます。




サワーチェリーは水気をよく切って、残りの汁は量って取っておきます。


◆ミュルベタイクを空焼きする



ミュルベタイクは前日に作っておきました。
直径24㎝のセルクルに対して生地が300g。18㎝なら225gかな・・・
厚みが5㎜くらいになるまで伸ばしました。



ピケをして、冷蔵庫でしばらく休ませ、180℃のオーブンで20分焼きます。




生地が熱いうちに、ケーキ型の底を合わせて切っておきます。




マジパンローマッセに取り分けておいたサワーチェリーの漬け汁を少しづつ加えて、すり混ぜます。




型に焼いたミュルベタイクを敷き、そこにマジパンローマッセを塗り広げます。




セルクルにバターを刷毛で塗り、オーブンペーパーを張り付け、汁気を切ったサワーチェリーを散らします。
真ん中にサワーチェリーがあると、切りづらいので真ん中はあけおきます。


◆チーズフィリングを作り焼き上げる



クヴァルク。
ドイツでよく食べられているフレッシュチーズだそうですが、日本ではあまり出回ってないらしく
売っているのかな・・・と思っていたらありました!通販で購入できましたが1ケースの単位でした・・・
そのまま食べるとすごくサッパリと、あっさりとしていて酸味も少ないです。
水分をよく切った水きりヨーグルトみたいな感じでした。


先に生クリームを泡立てておきます。
クヴァルクとサワークリームを加えて、さらにコンスターチ、砂糖、塩を合わせたものを加え、レモンの皮を加え、
卵を溶いて少しづつ加えます。その都度よくすり混ぜます。
クヴァルクが最初から水っぽかったので、なんだか柔らかい気がしますが・・・



泡立てた生クリーム、レモン果汁を加えてその都度、混ぜ合わせます。




型に入れて表面を平らにならし、180℃のオーブンで60分焼きます。




焼き上がり直後。めっちゃ膨らんでます!
粗熱が取れたら型と紙を外して、完全に冷まします。冷めたら冷蔵庫へ・・・





冷めたら落ち着きました。いい焼き加減です。




切ってみると、あらら・・・チェリーがあらぬところに。
型にフィリングを流し込む時、何も考えず中心から一気に流し込んだため、端に寄ってしまったんだと思います。
チェリーは移動しやすいので、フィリングは丁寧に入れましょう・・・

味は・・・普通にチーズケーキです。
チーズは違えど、一般的にどこのサイトにも出ているチーズケーキの作り方と大差ないので、
そこまで味は変わらないです。ですが、クリームチーズを使った時のような重みはありません。
あっさり軽い味です。チェリーが入っているので酸味のアクセントになりますね♪
土台のミュルベタイクにマジパンローマッセとサワーチェリーで味をしっかり付けているので、
そこがかなり美味しかったです。


さて・・・
第2回の課題レポートが入ってました・・・今回はシュークリームの作成です。



パータ・シューを作成して天板に絞った状態。




クレム・パティシエールを作成してボールにあけて、弾力のある状態?だったかな。




完成図。出来上がったシューと半分に切った状態。

コチラの3枚の写真を提出しました。
久しぶりにシュークリームを作ったら、なんだかシューの膨らみが悪くて・・・もっと膨らむ予定だったのに。
パータ・シューの火の入れ方が弱かったみたいです。
さて、返信が楽しみです♪



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