通信教育部ブログ
受講生日記
洋菓子 第18課 糖菓「パート・ド・フリュイ」
皆さん、こんにちは!
今回はパート・ド・フリュイ。果汁やピューレを煮詰めてペクチンで固めたゼリーやグミのようなお菓子だそうです。
今回のレシピはフランボワーズ×りんご、パッションフルーツ×アプリコット、白桃×白ワインと3種類
あるのですが、、、次に作るギモーヴと材料を合わせたかったので、パッションフルーツ×マンゴーで
作りたいと思います。今回もテキストの半量で作っていきます。
型の準備をします。
サイズはテキストの半量なので、18㎝×9㎝なのですが、
12㎝×15㎝の流し缶とほぼ同じ容積なので、今回もこちらを使おうと思います。
鍋にパッションフルーツとマンゴーのピューレを入れ火にかけ、40℃くらいになったら砂糖とペクチンを
混ぜ合わせたものを加え沸騰させます。
水あめを加え、溶かしてから砂糖を数回に分けて加え、さらに溶かしていきます。
106℃まで煮詰めたら水に溶かしたクエン酸を加え、すぐに型に流します。
冷めるまで静かに置いておき固めます。
あーれー・・・
全然固まっていない・・・
流れるわけではありませんが、冷えたジャムくらいの固さです。
めっちゃ柔らかいので、包丁で切ることができません。
冷蔵庫で冷やしても変わらなかったので、仕方なく冷凍庫へ・・・
でも、糖度が高いので思ったほど固まらず・・・でもやっと切れるくらいでしょうか。
本来はグミのような感じのはずで、キューブ状になってるはずなのですが、全然形が保たれてません。
味はパッションフルーツの強い酸味と、マンゴーの甘さが美味しいのですが、
めっちゃ柔らかく、とてもパート・ド・フリュイと呼べる代物ではありませんでした。
パンに乗せて食べるか・・・
実はDVDとテキストをよく見なおして、再度作ってみたのですが何故か固まりませんでした。
正直今回は、何が間違っていたのか分からないと思っていたのですが・・・見つけてしまいました!
それはペクチンの種類。
今回はスーパーで売っていたペクチンを買ったのですが、よく見たら「LMペクチン」と書かれています。
テキストに書かれているペクチンは「HMペクチン」
・・・
多分・・・コレ!?
「HMペクチン」は大量の砂糖と強い酸を必要とし、甘みや酸味の強いジャムを作るのに最適。
「LMペクチン」はカルシウムやマグネシウムなどのミネラルによって固まるのが特徴。低糖度のジャムに最適。
と、副読本の「科学でわかるお菓子の「なぜ?」」にも書かれていました・・・
ペクチンに種類があるなんて知らなかったし、気づきもしませんでした!そりゃ固まらんわっ。
スーパーで売ってたからこれでいいや♪と思ったのが間違いでした・・・ちゃんと見てませんでした。
皆様もお気をつけ下さい・・・