通信教育部ブログ
受講生日記
洋菓子 第23課 ウィーン菓子(2)「エステルハージトルテ」
皆さん、こんにちは!
さて、とうとう最後の教材が届いてしまいました・・・残すところ23課と24課のみです。
今回はエステルハージトルテ。クルミの入ったメレンゲと生地にヴァニレクリームを挟んだお菓子。
ケーキのデザインもステキだけど難しそう・・・でも出来上がりが楽しみです♪
◆エステルハージマッセを作る
今回使う型は直径21㎝、厚さ4㎜のシャブロン型。
それで生地を薄く伸ばして焼くようなのですが・・・コレが売ってなくて見つけられませんでした・・・
売ってたとしても高いだろうし買わないけど。DVDでは無ければ厚紙を切るか、厚手のビニールシートを切って使う
と言っていたのですが、私はダイソーで売っていたスポンジシートを使ってみました♪
厚さがジャスト4㎜だったんですよ!
枠はタルトリングの一番外側の円でカッターで切りました。直径は若干小さく、20.5㎜になります。
では生地を作っていきます。
ケーキクラム、クルミパウダー、薄力粉を混ぜてふるっておきます。
テキストでは、『クルミパウダーが無ければ、クルミを180℃のオーブンでローストして細かく刻む』との
記載があったので、そのようにしました。でもちょっとクルミの刻み方が大きすぎたかも・・・
卵白は角が伸びないくらい、しっかりと固く泡立てます。
先ほどの粉類をメレンゲに加え、ゴムベラでさっくり混ぜます。
溶かしバターを加え混ぜます。
クッキングペーパーの上に型を置いて、生地をすり込みます。
コレを6枚作って、200℃のオーブンで17分ほど焼きます。
良い感じに焼けました♪
焼き上がりはめっちゃ柔らかいので、平らなところで冷まします。
◆パリ―ザクレームを作る
フランス菓子で言うところのガナッシュの事。作成時の写真を撮るの忘れてました・・・
使う量は20gなのに基本分量が10倍以上あるので、作るなら基本分量の1/4くらいでも良いと思う・・・
一晩休ませておいたものを使います。
◆ディプロマットクレームを作る。
ヴァニレクリーム(クレム・パティシエールの事)を作り、硬めにしっかりと泡立てた生クリームと合わせます。
こちらも写真撮るの忘れてました〜スミマセン。
◆組み立てます。
はみ出た生地、バリをはさみで切り、形を整えます。
エステルハージーボーデンを1枚置き、その上にパリ―ザークレームを塗り、
さらにディプロマットクレームを120g乗せ、塗り広げます。
その上にエステルハージーボーデン、ディプロマットクレーム120gと交互に重ねていき・・・
最後のエステルハージーボーデンはオーブンプレート側を上にして乗せます。
こうすると表面が平らになり美しく仕上げられるそうです。側面にクリームを塗り、冷蔵庫で冷やしておきます。
冷えたら、煮詰めたアプリコットジャムを上面に塗ります。
ジャムが固まったら、固さを調整したフォンダンを上面にかけ、塗り広げます。
溶かしたフォンダンに溶かしたカカオを混ぜたものを、細く平行に絞ります。
包丁の背を使って矢羽根模様を作ります。
ケーキがかなり冷えていたので。フォンダンもチョコレートも固まるのが早くて・・・模様がイマイチ・・・
側面に流れた余分なジャム、フォンダンをパレットナイフで取り、
にローストしたスライスアーモンドを張り付けて・・・
出来上がり〜♪♪
まあ、なんとか見れる感じにできましたか?
まずはこの生地の美味しさ!クルミの風味がめっちゃ美味しい♪
ちょっと大きめに刻まれたクルミが食感のアクセントになって、またそこが香ばしくて美味しい。
生地もふんわりしてるし、ヴァニレクリームと一体感もある。
全体的には意外に甘さ控えめなのですが、その中にあるアプリコットジャムの酸味がまた良い♪
そして側面に張り付けたアーモンドスライスのパリパリとした食感。
フォンダンはちょっと甘いけど、全体的にバランスが良くて美味しいと思う。
でも・・・さらに次の日に食べてみると、生地がヴァニレクリームの水分を吸ってかなりしっとりしてます。
甘さもかなり強くなった気がします。これはやっぱ、日にちはおかずに食べた方が良いのかも。