通信教育部ブログ

スクーリング

2021年8月スクーリング概要(フランス料理・イタリア料理技術講座)

スクーリング授業内容のお知らせ(フランス料理・イタリア料理技術講座) 


・実施日 2021年8月23日(月)~27日(金)5日間 

・場 所 辻調理師専門学校(大阪市阿倍野区)アクセス:https://www.tsuji.ac.jp/access/ 

・申 込 受講中の方は、6月15~16日頃お届けの6月教材に同封している申込書類をご参照ください。
     (振替の方は書類を郵送します)

・費 用 1日10,000円(税込)×参加日数、ご都合のよい日だけの参加も可能 

 
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【講習・実習メニュー】 午前講習・午後実習

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8月23日(月)「イタリア料理の基礎1」 

<テーマ>

・前菜(アンティパスト)ついて(温製)
・セモリナ粉を使った手打ちパスタについて
・子牛肉を使った肉料理
・イタリアのデザート(ドルチェ)
・イタリア・パンについて

 
<実習> 

●バーニャ・カウダ(Bagna caôda) 
 アンチョビーとにんにくの入ったオリーブ油の温かいソー スに野菜をつけながら食べるピエモンテの料理。 

●スパッカテッリ プティ・トマトとルーコラ添えSpaccatelli ai pomodorini e rucola)
 真っ二つに割る(spaccare)ようにして成形する、セモリナ粉と水で作るパスタ。

●ミラノ風カツレツCostoletta alla milanese)
 ミラノの名物料理で本来は骨付きの子牛肉を用いて作る。 

●柑橘類のセミフレッドSemifreddo agli agrumi)※講習のみ、実習時試食有
セミフレッド生クリームをベースにした濃厚なアイスクリーム。

●チャバッタCiabatta)※講習のみ、実習時試食有
チャバッタはヴェネト州のパンでスリッパの意味。平べったい形で外側は香ばしく、中身はソフトなパン。
 




8月24日(火)「イタリア料理の基礎2」 

<テーマ>

・前菜に向く肉料理とは(燻製の方法)
・乾燥パスタの扱い方
・めかじきを使った魚料理について
・イタリアのデザート(ドルチェ)について 
・イタリア・パンについて 

<実習> 
●鴨の燻製サラダ(Insalata d'anatra affumicata)

鴨胸肉をサラダ仕立てにした温かいアンティパスト。燻製が風味をプラス。

●あさりとズッキーニのリングイーネ、ボッタルガ風味(Linguine alle vongole e zucchine alla bottarga)
アサリのスパゲティに副材料を加えてアレンジした料理、好みでトマトを加えることもある。

詰め物入りめかじきのソテー(Bracioline di pesce spada)
南イタリアでよく用いられるめかじきに詰め物をして、ロール状に巻いた料理。

栗とリコッタ・チーズのタルト アイスクリーム添え(Torta di marrone e ricotta con gelato)※講習のみ・実習時に試食あり
リコッタチーズを用いたあっさりの詰め物のタルトでローズマリーの香りがアクセント。

パーネ・シチリアーノ(Pane siciliano)※講習のみ・実習時に試食あり
シチリア州の大型のパンで表面にゴマをたっぷりとまぶしてあり、風味が豊か。




8月25日(水)「フランス料理の基礎1」

<テーマ>
・サラダ仕立ての魚介のオードブルについて
・舌平目の下処理と、基本的な魚の調理法
・子羊肉の下処理と調理法(グリエ)


<実習>
●帆立貝のカラフルサラダ仕立て(Multicolore de Saint-Jacques en salade)

 帆立貝とせん切りの野菜をくるみの風味の豊かなソースで和える、冷たいオードブル。

●下平目のデュグレレ風(Filets de sole Dugléré)
 フランス料理の魚料理の基本中の基本、魚と野菜のうまみがバターと共に芳醇な料理。

●子羊コートレットのグリエ、タイム風味(Côtelette d'agneau grillée au thym)
 子羊背肉を網焼きにして脂を落として香ばしさをつけ、タイムの香り豊かなソース。

 

 

8月26日(木)「フランス料理の基礎2」 

<テーマ>
・ムール貝の下処理とポタージュについて
・すずきの下処理と調理法(ポワレ)
・フランス料理で代表的な白い煮込み(ラグー)

<実習> 
●ムール貝のスープ、サフラン風味(Soupe de moules au safran)
 ムール貝のうまみをサフランで色と香りをつけた海の香り豊かなスープ

●すずきのポワレ、南仏風(Filet de bar poêlé du Midi) 
 すずきを皮目から香ばしくポワレして、南仏風のソースと付け合わせを。

●若鶏のフリカッセ(Fricassée de poulet) 
 フランス料理の白い煮込みの定番、生クリームで濃厚なソースに。

 

8月27日(金)「フランス料理の基礎3」

<テーマ>
・タルト生地を使った温かいオードブル
・オマールの下処理とソース・アメリケーヌ
・牛フィレ肉の下処理と調理法(ソテ)

<実習> 
●キッシュ・ロレーヌ(Quiche lorraine) 
 製菓生地の練り込みパイ生地を使い、生クリームの詰め物にベーコンとチーズをたっぷり。

●オマールの煮込み、アメリカ風(Homard à l'américaine) 
 甲殻類の王様、オマールの頭でソースを作る代表的な料理。

●牛フィレ肉のステーキ、ソース・マデール(Filet de bœuf sauté, sauce madère)
 柔らかい牛のフィレ肉を好みの焼き加減に火を通し、甘みのあるマデイラワインのソースを添えて。

   
  


※写真はイメージです。 
※食材の入荷状況により、内容が変更になることがあります。  

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