通信教育部ブログ
洋菓子技術講座の教材ご紹介
本通信教育の教材は、毎月届くテキスト1冊とDVD1枚です。(副読本の贈呈は、初回教材のみです。)
DVDの中身って視聴できないの?というご要望は多いのですが、現段階では、準備中です。
DVD1枚は、2課分のカリキュラムがあります。1課は約60分なので、毎月120分のカリキュラムを学習することとなります。
女性だけでなく、男性にも人気の洋菓子技術講座のDVDについて、ご紹介します。※写真はDVDより。
まず学ぶのが、フランス菓子18課。その後、ドイツ菓子3課、ウィーン菓子3課で全24課を一年で学びます。
1課では、基本の生地とクリームから。
基本のスポンジ生地、卵に砂糖を加え、泡立てて空気を含ませ、小麦粉を加えてつくります。
卵白の気泡性についての解説や、卵をなぜ平らなところで割らないといけないか、といった大切な基礎から学びます。
レシピには載っていない、「なぜ、こうするのか」という製菓の理論からしっかり学ぶことができます。
基本の生地は、別立てスポンジ生地の「パータ・ビスキュイ(pâte à biscuit )」。
聞き慣れないという方、ご安心ください。ビスキュイとはフランス語でスポンジケーキの事。
材料も、卵とグラニュー糖、薄力粉。
バニラエッセンスやレモンの皮などを加えて風味をつけたり、粉砂糖をふって焼くこともあります。
次は、絞り出し袋で生地を絞り、焼きます。
絞り出し袋の正しい持ち方とは?
口金の角度や高さは?
表面はカリっと、中はふわっと焼き上げるには?
テキストの分量は、例えば1課で学ぶ「ルレ・オ・フリュイ(roulé aux fruits)」という、ふわっふわ生地のフルーツロールケーキで、長さ30センチが1本、第2課で学ぶフランスの春のお菓子「フレジエ (fraisier)」で、15センチx15センチが1台分です。
フランス菓子の基本の生地とクリームから学び、洋菓子のバリエーションを広げていきましょう。
▲ルレ・オ・フリュイ
▲フレジエ