通信教育部ブログ
受講生日記
洋菓子 第10課 シュー生地(1)「エクレール・オ・ショコラ」
皆さん、こんにちは!
今回はエクレア!牛乳を使った配合のパータ・シュー2で作ります。
クリームやフォンダンの味が濃いので生地の味もしっかりした味に仕上げるそうです。
クリームの風味を変えてアレンジした「エクレール・オ・カフェ」はDVDのみの紹介だったのですが、
私、断然コーヒー風味の方が好きなので、どうしても作りたくてカフェの方も作ってしまいました。
◆クレム・パティシエール・オ・ショコラを作る
クレム・パティシエールを作り、火を止め、熱いうちにカカオマスを加え溶かします。
バットに広げ表面にラップを密着させ氷水で一気に冷やし、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れておきます。
◆パータ・シュー2を作る
牛乳を使う配合で作ります。また少し硬めにするので卵は基本分量より少し少なめで作ります。
「生地をヘラで持ち上げると、ゆっくりと落ちて逆三角形にヘラから垂れ下がって残る状態」にしますが、
シュー・ア・ラ・クレムの時のように滑らかではなく、少しギザギザになるのがちょうどいいそうです。
これは・・・ちょっと硬すぎましたか・・・
2回目を作ってみたのですが、今度は柔らかい??
最後に残った卵液を入れなければちょうどいい感じだったのですが・・・このパータ・シューの微妙な水分加減が難しい。
とりあえず焼きます。
◆オーブンを200℃に予熱する
◆シュー生地を焼く
天板に薄くバターを塗り、11㎝の長さのカードに強力粉を付け、間隔をあけながら印をつける。
カードの長さが11㎝以上だったのでそれより短く絞りました。
直径15㎝の丸口金を付けた絞り出し袋に生地を入れて、口金の太さで絞り出す。
これも15㎝の丸口金が無かったので手持ちの13㎝の丸口金を使いました。
なぜ絞り終わりがキレイにならないのだろう・・・
ハケを使って表面にドリュール(つや出しのために塗る溶き卵)を薄く塗ります。
フォークの背にドリュールを付け、生地の表面の端から端まで走らせて筋を付け高さを揃えます。
200℃のオーブンで35分焼きます。
牛乳入りのシューは焼き色が付きやすいので、膨らんで表面にうっすらと色が付いてきたら190℃に落とし、
乾燥焼きにします。
焼き上がりの確認はシュー・ア・ラ・クレムと同じく。
*膨らんだ表面の割れ目まで焼き色がしっかり付いている。
*持ってみて軽く感じる。
*側面を抑えてみると、しっかり固い。
これはなかなかいい感じにできました♪
生地が厚く焼きあがってます。
◆仕上げる
シューの底に細い口金で2か所穴を開ける。
箸や竹串などを使って中の膜を破ってクリームが入りやすくしておきます。
クレム・パティシエール・オ・ショコラをボールに入れ、滑らかに練り直し、
手持ちの丸口金11㎜を付けた絞り出し袋に入れ、エクレールにたっぷり絞り入れます。
穴からはみ出たクリームはヘラでならします。
フォンダンはいつも通販させて頂いている富澤製菓で購入。
加水せずに使えるフォンダンしか売ってなかったのでこちらを購入したのですが既に柔らかいです。
通常であれば手で練り、柔らかくしてからシロップを加え、湯煎して固さを調整するのですが
その作業は特に必要ありませんでした。
カカオマスを湯煎で溶かし、フォンダンに加えて混ぜ、
40度くらいの湯煎にかけながら、
「つやが出て、細いリボン状に落ち、フォンダンの筋がゆっくり消えていくかいかないか」の固さにしました。
エクレールにフォンダンを浸す写真を撮り忘れました・・・
フォンダンにエクレアを付け、上下に引っ張るように動かして余計なフォンダンを落とします。
フォンダンが固まるまで常温に置いておきます。
◆エクレール・オ・カフェを作ります
冷やしておいたクレム・パティシエールを滑らかに練り直し、コーヒーエッセンスを加えて混ぜます。
こちらのコーヒーエッセンスも富澤製菓のものです。
フォンダンにもコーヒーエッセンスを使いましたが、色が薄かったので
インスタントコーヒーを少量、水で溶かしたものを加えました。
美味しそう〜♪
実際食べてみるとシュー・ア・ラ・クレムの時より厚みもあって食べごたえがあります。
そして中の濃厚なクリームに生地の味が負けてない!
クリームも濃厚で美味しい。でも食べてると底の穴からクリームが出てくるのですが・・・
DVDで「フォンダンが厚くなると食べた時にすごく甘くなる」と言ってましたが、
実際ショコラの方は厚くついてたみたいでかなり甘かったです。
どっちも美味しいけど・・・やっぱりカフェの方が好きだな・・・
香料を入れてるから当然なんですが、コーヒーの香りがいいし。
でもコーヒーの苦みがあるともっといいかも。
これも別アレンジでまた作りたいな〜♪♪