通信教育部ブログ

受講生日記

4月スタート!和菓子新連載のお知らせ

 
新連載のお知らせ 

4月からmasacoさんによる和菓子技術講座の新連載がスタートします。今回の舞台は北海道!どうぞお楽しみに。


 

 


はじめまして。masacoと申しますm(__)m

私は愛知県出身で、いろいろご縁がありまして現在は北海道の名寄(なよろ)市という街で料理教室や、料理研究家のようなお仕事をしています。

名寄市は、旭山動物園で有名な旭川市と北海道の先っぽ稚内市との真ん中あたりにあります。



農業が主な産業で、こんな素敵な風景がたくさん広がっています。
特にもち米の産地としては日本一で、伊勢名物『赤福』のもち米の9割は名寄産なんですよ~♪

商業施設や行政機能もそれなりに充実しているので、(人が少ないのでパスポートとるのがとっても楽です(笑))住みやすいのも魅力です。

ただ...冬は過酷...。
マイナス20度以下になる日も年に数回あって、豪雪地帯にも認定されている雪がとっても多い土地です。

今年は特に多く...



我が家は半分埋もれてしまいました...。

しかし、この寒さや雪の量が農業にはとっても良いらしく、美味しい野菜がいっぱい食べられるのも魅力です。

そんな土地でなぜ料理教室を開くに至ったかというと...

元々はただのお料理好きな主婦でした。記念日であろうが多忙すぎてレストランにいく時間がない夫と一緒にご馳走を食べたい!と独学でお料理の勉強をはじめたのがきっかけです。

でも、独学って限界があるんですよね...。今から(当時ギリアラサー)毎日調理師学校に通うのは難しいし、かといって通信教育だけだと物足りない気が...。そんな時に出会ったのがこの辻調理師専門学校の通信教育講座でした。

学校の名前は若いころから知っていたので「え~!この名門校でスクーリングもある通信教育が受けられるんだ!」という驚きと期待ですぐ西洋料理講座に申込み。実際に学校で教えてもらえるなんて!スキルアップのチャンスだあああああ!と感動しながら興奮したことを鮮明に覚えています(笑)(料理道はそんなに甘くない、とこのあと日々知る...)

そんなこんなで1年の受講を終え、無事に卒業。その時は料理教室をやろうとか料理を仕事にしようとか思っていませんでしたが、友人や知人から料理を提供してほしい、教えてほしいという機会が増えてきて、営業許可を取得した自宅兼職場を作り、今に至ります。


料理教室の様子。

毎回大好評の『鱈のデュグレレソース』。

お料理教室用に自宅で作りやすいレシピと食材に代えていますが元々は西洋料理講座で一番最初に習った(当時)『舌平目のデュグレレソース』がベースになっています。

受講当時、「これがプロのレシピなんだ...」とその美味しさに衝撃を受けました。 

西洋料理講座は私の人生を変えたと言っても過言ではありません。スクーリングの最中 
「みなさんについていけるか心配です」 
と先生に相談したら、 
「この学校は、昨日まで包丁も持ったことない生徒を世界に送り出す学校なんだから心配しなくていいよ」  
と、おっしゃってくださったのが今でも心の支えになっています。この言葉があったから経験がないことへのコンプレックスが払拭でき、出来ないなら出来るように学べばいい、と勉強を続けるようになりました。  
 
短期間ですが、イタリアに料理留学にいったり 


(現地の学校にはたまたま本科を卒業したコックさんも留学に来ており、いろいろ教えてもらいました。) 

好きな種類のパンを作れるようになりたくて、またまた!こちらの通信講座である製パン講座を受講。 
最初はこんな 

つみきみたいなパンしか作れなかったのに、半年経つ頃には... 


こんなにかっこいいパンをいろいろ作れるようになりました♪学びと経験の大切さを実感する毎日です。 

また、歴史好きが高じて、コミュニケーションスペースで『食×歴史』をテーマにしたワークショップも開催しており、 

↑ここで活かされる製パン講座の成果!15世紀のパンを再現! 

レオナルド・ダ・ヴィンチ作「最後の晩餐」に描かれている料理を再現したりしています。 

これまでずっと西洋の食文化を学んできましたが、ふと足元を見たときに、名寄の特産品であるもち米、北海道でとれる良質な豆、これらを活かして何かできないかな~と考えるようになりました。 

また、名寄市には和菓子職人さんがいないらしく、メジャーな節句のお菓子は売られるものの、和菓子の文化を学ぶ機会がとても少ないのが現状です。 

少しだけ習ったことがあるのですが、餡子も炊いたことないし、知らない技法だらけです。どんな技術が待っているのか、今からとても楽しみです。豆と砂糖と塩の奥深く繊細な世界!わくわくします♪ 
 
半年間、一生懸命学びたいと思います。よろしくお願いいたします。     



masacoさんの活動は グレイスキュイジーヌ でご覧いただけます。

連載は半年間の予定です。どうぞお楽しみに。 


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