通信教育部ブログ
受講生日記
洋菓子 第22課 ウィーン菓子(1)「アプフェルシュトゥルーデル」
皆さん、こんにちは!
今回はアプフェルシュトゥルーデル。生地を紙のように伸ばして、フィリングを巻き込んだお菓子。
折り込みパイ生地の原形とも言われているそうです。
メールシュパイゼと呼ばれる軽食の1つで、カフェで提供されるお菓子です。
◆シュトゥルーデルの生地を作る
中力粉に、塩、卵黄、サラダ油、ぬるま湯を入れ、周囲から少しづつ粉を崩しながら混ぜていき、
水分がなじんだら、表面が滑らかになるまでしっかりこねていきます。
混ぜ終わったら丸めて、サラダ油を塗ったボウルに入れ、ラップをかけ、常温で30分程休ませておきます。
今回は中力粉を使うようですが、私は薄力粉と強力粉を1:1で混ぜたものを使いました。
◆詰め物に入れるパン粉の準備をする
テキストでは『ゼンメルのパン粉』と指定があり、ゼンメルというパンを粉にして使うらしいのですが・・・
いやいや・・・売ってないし・・・私は市販の普通のパン粉を使いました。
フライパンでバターを溶かし、水分が飛んだらパン粉を入れ、炒めます。
バットにあけてから、グラニュー糖を加えて混ぜ、そのまま冷ましておきます。
◆詰め物を作る
りんごは皮をむき、1/8のくし形に切り、5㎜の厚さのいちょう切りにします。
レモンの皮、レモン汁、シナモンパウダー、アーモンドスライス、炒めたパン粉を加え揉むように混ぜ、
最後にラム酒漬けのレーズンを入れ、混ぜます。
ラム酒漬けは、レーズンをサッと熱湯に通してから、ラム酒に一晩漬けこんでおきました。
◆生地を伸ばす
麺の布を敷いて、その上で伸ばしていくのですが、私は和菓子で使っていたさらしがあったので、
2枚並べて使いました。
打ち粉をしながら麺棒でシュトゥルーデル生地を25㎝×25㎝に伸ばし、さらに生地の表面にバターを塗って
生地を持ち上げ、手の甲に乗せて回転させながら伸ばしていきます、
こんなに薄く伸ばせました!!
さすがに伸ばすところは写真に撮れませんでしたが・・・イメージとしてはピザ職人がピザを伸ばす感じでしょうか。
めっちゃ生地の伸びがいいです!それに意外とくっつかないし、すごく生地が扱いやすい。
でも重みで真ん中からすぐに薄くなるので、破れないかヒヤヒヤしました・・・
でもこの伸ばし方、めっちゃ楽しい。
サイズは60㎝×60㎝ほど。意外と破れにくいです。
でも端っこを伸ばすのは、なかなか難しい・・・
表面にバターを塗り、手前から3/2にパン粉と詰め物を広げます。
縁の厚い部分は、焼くと固くなり口に残るので、切り取ります。
手前から布を持ち上げ、転がして巻いていきます。ひと巻きごとに生地にバターを塗ります。
巻き終わる前に、向こうの端の生地の厚い部分を切り、手前に引っ張るように巻きつけます。
両端の部分を閉じて、余分を切取り、折り返します。
長すぎたので、端を縮めました・・・
クッキングペーパーに乗せ、溶かしバターを塗って、ナイフで数か所穴を開け、
210℃のオーブンで25分程焼きます。
焼けました♪
でも焼き足りないような気がしたので、もう2分程焼きました。
できました~♪♪
ヴァニレゾーセ・・・フランス菓子で言うところのクレム・アングレーズを添え、粉砂糖をふります。
一見、春巻きみたいに見えますが・・・
生地はサクサク、パリパリを期待していたのですが、思ったほどのサクサク感ではなくて、ちょっと残念。
でもこんなものなのかな・・・。
今回のリンゴはお勤め品だったのですが、酸味と甘みのバランスが良くなっていて、かなり美味しいです。
そこにちょっと甘味強めのヴァニレゾーセが加わると、かなりデザート感が増しました。
個人的には、中までパリッパリだと嬉しいけどな・・・
そう言えば、すっかり忘れていたのですが・・・
チャレンジレポート№5の結果でございます♪
クレム・アンヴェルセ・・・・・・プリンを作って課題を提出しましょうという内容でした。
「とても上手にできています」ですって!!!
嬉しい♪ そして相変わらず、丁寧なコメントが沢山入ってます。
そして第2回課題レポートはシュー・ア・ラ・クレームを作って提出して下さいという内容です。
こちらも「とても上手にできましたね」ですって!
なんか、最近先生が甘くなったのでしょうか・・・逆にホントにこれでいいのか心配です。
でもやっぱりコメントは沢山入ってます。
それにしてもホントに、手書なのにこんなに書いて下さるのはめっちゃ有難いです。
そして、そばで見ていたかような的確なアドバイスがすごい・・・。
そしてチャレンジレポート№6のレポートも帰ってきました。これで提出課題は終了。
そして洋菓子講座も大詰め、もう最後のテキストも届いています。
最後も気を抜かずに頑張りますよ!!