通信教育部ブログ
受講生日記
洋菓子 第24課 ウィーン菓子(3)「ヴァニレキプファルン」と「リンツツァーアウゲン」
皆さん。こんにちは!
とうとう本当に最後の回になりました・・・こんな日が来ると思ってはいましたが、長かったです。
参考製品は作ってないので全てではないですが、98%は作ってると思います。
そして最後の最後はクッキーですか・・・。テーゲベック(クッキーやビスケット)の代表的な製法を学びます。
◆ヴァニレキプファルンを作る
バニラの種を混ぜたグラニュー糖、薄力粉、アーモンドパウダー、塩をフードプロセッサーで撹拌し、
さらにバターを加え撹拌、卵を加えて撹拌します。
バニラのさやは細かく粉砕してグラニュー糖に混ぜ、バニラシュガーを作っておきます。
1㎝角のバーを5㎝幅に固定します。
私の持っている1㎝角のバーは100均で買った角材なのでめっちゃ軽い。
なので5㎝幅にガムテープで固定して、そこにラップを敷きました。
ここに、2分割した生地を型にはめて伸ばします。
角も四角く成形して、ラップに包んで冷やします。
冷えたら幅1㎝に切り分けます。
軽く転がして両端を細くして、三日月型に成形します。
190℃のオーブンで15~20分焼きます。
焼けました・・・でもちょっと色が付きすぎかも。私のオーブンでは18分でも焼きすぎでした。
熱いうちにバニラシュガーをまぶして、なじませておきます。
1日くらい放置した方がより馴染んで良いそうです。
◆リンツツァーアウゲンを作る
柔らかくしたバターに粉砂糖、バニラエッセンス、塩、レモンピールパウダーを加えてすり混ぜ、
卵黄を加えて混ぜる。さらに薄力粉、アーモンドパウダー、シナモンパウダーを合わせてふるっておいたものを
加えて混ぜ、ポリ袋に入れ冷蔵庫で休ませます。
生地を伸ばし、直径6.5㎝の菊の抜型で抜きます。
私は手持ちの6㎝のものを使いました。
プレートに並べてから半分の生地に、直径2.5㎝の抜型で中心を抜き、
少量の卵黄を塗ってアーモンドスライスを張り付けます。180℃のオーブンで15分焼きます。
焼き上がり。クーラーに取って冷まします。
冷めたら下になる生地を裏返して、コルネに入れた赤スグリのジャムをリング状に絞り、
上になる生地を張り付けます。中心に煮詰めた赤スグリのジャムを入れます。
ちなみにこの赤スグリのジャムは、リンツァートルテの時に作ったものです。
ヴァニレキプファルンの出来上がり。
サクサクの食感がめちゃめちゃ美味しいし、バニラの香りも良いです。
リンツツァーアウゲン。
コチラの食感はサクホロ。シナモンの香りも良いし、赤スグリジャムの甘酸っぱさも利いています。
両方ともかなり美味しい♪
今年のクリスマスにでもまた作りたいですね。
さてさて・・・これで洋菓子講座も終了です!
しかし、長かった!そのおかげでこの1年はかなり充実した1年になりました。
自分からは選んで作らないお菓子も、作ってみたら意外と美味しくて好きになったり。
とあるサイトのレシピや本を見ながら作ってみて、そんなに美味しいと思わなかったお菓子も、
辻調通りに作るとめちゃめちゃ美味しくて、実は自分の作り方が間違っていたことに気づいたり。
材料は同じでも作り手の技術が違えば全然違うものになるんだなと痛感したりと、新しい発見も多かったです。
ただ作るのと、基本が分かって作るのとでは、お菓子の出来が全然違って、
それがお菓子を作ることへの自信になりました。
ホントに皆様、ここまでブログを読んで頂き有難うございました。
ブログを書いている、ということもお菓子を作るモチベーションやチャレンジになっていたので、本当に感謝しています。
また、私のブログを読んで頂くことで、通信講座をやってみようとか、このお菓子作ってみようとか思って頂けたなら
とても嬉しいです。
そしてブログを書いていませんかと声をかけて下さった先生にも感謝です♥
そしてこれからどうしようかな・・・
実はいろいろと考えていることがあります。
まだまだ全然まとまっていなくて、用意も十分できていなくて見切り発車なのですが、
和歌山県田辺市にある「タナベエンプラス」という施設のキッチンのみお借りして
予約制のケーキ販売をしようかともくろんでいます・・・
キッチンはもうすぐにでも使える状態ではあるのですが・・・しっかりメニューが決まっていなかったり、
食品表示の件や包装、お金のやり取りなど、決まっていないことが沢山あって、
本格的に始めるのはゴールデンウィーク以降になるかと・・・でも未定です。
生まれて初めての開業!?なので、とりあえず自分のペースでやっていきたいと思っています。
もし今後の活動も気になる!という慈悲深い読者様がいらっしゃるなら、
情報はインスタで徐々に公開していきたいと思っていますので、宜しければご登録お願い致します。
https://www.instagram.com/and_puyome/?hl=ja
改めて皆様、本当に本当に有難うございました。