通信教育部ブログ
受講生日記
第10課「どら焼き」
焼き菓子の2回目は、みんな大好きドラえもんの大好物『どら焼き』。
提出必須のレポートの課題でもあります。
どら焼き...。他の和菓子が小さくて一口二口のものが多い中で、どら焼きはずっしりと重く食べ応えがあり、ちょこっと庶民的な感じがします。
じゃあ家で作れそうか?
否!茶色く綺麗に焼くのは
すんごい難しそう~~~~~~~!
みなさんホットケーキがうまく焼けなかった経験からご想像いただけるのではないでしょうか?この生地を綺麗に焼くのは難易度が高そう。
難しそうだからこそ、やりがいがある!(ポジティブ)
美味しいどら焼き目指して頑張ります!
まずは中の餡作り♪茹で小豆に砂糖を入れて煮ていきます。
そこへ切った栗の甘露煮を投入~
栗が入ると一気に豪華になりますね♪
どら焼きの餡は柔らかめに炊きます。ぜんざいぐらいの硬さになったらバットに移し冷ましていきます。
冷ましている間に生地作り。
みりんと蜂蜜が入ります。香りがよさそうですね。真ん中の白いカップの液体は、水に溶かした重曹です。
薄力粉を混ぜて、硬さを調整したら生地の完成。
生地を上から落とした時、山が出来てすぐ消える状態がベスト。
さて!これから焼きに入っていきます。
『どらさじ』という専用器具があるそうで、
これを使うと、量や生地が扱いやすいみたいです。
と先生は言ってたけども!!言ってたけども!!
言葉では説明できないぐらいテクニカルな動きをしていて、これは素人が簡単に扱える器具じゃないなとDVD見ながら思いました。
ない場合は、もちろんお玉でいいと思います。
どらさじを使うと早く正確に作業できるんだと思います。
うちではこの器具を使います。
カップケーキを100個以上作ることがあり、購入しました。
これはめちゃくちゃ便利!羊羹を作る時も、袋に流し込む作業で大活躍しました。ただ握力が結構必要。
それでは焼いていきます~
温度を一定に保ちたいと思いホットプレートを準備。
焼肉やお好み焼き用に大きいサイズのも持っていますが、表面がエンボス加工で平らじゃないのでこの小さいものを使うことにしました。
緊張の作業が始まります。
まずは温度の確認。
隅4点と中央に線を引き、全体の火加減を確認。
はい、焦げてる~~~~。早速焦げてる。先行き不安。
強かったようで、左は真っ黒に。右の方はなかなか良さそう。ちっちゃいホットケーキみたいで可愛い。
左の方が熱線の割合が多いので、焼き加減にムラがでてしまいますね...。
ですが、引っ付かなくていい感じ。
前座のみなさん。
※このあとスタッフが美味しくいただきました。
火加減が分かったところで本焼きに入っていきます!
ドキドキ...
ドキドキ...
...
...
焦げるのが怖く、温度を下げたため、なかなか気泡がでてきません。
やっと、
「気泡が割れて穴が開いた状態」
になったのでひっくり返してみる。
お!いい感じです♪
でも左は焼き過ぎですね。
次に東雲焼きに挑戦。
東雲とは
『夜明けの空が東方から徐々に明るんでくる頃』
その様子を生地に模したのが東雲焼きです。なんて素敵なの。
東雲焼きは、上質紙を置いて焼きます。
コピー用紙を使いました。
生地の水分を吸った紙が波打ち、変な形に。
またまた不安。
穴が割れてきたのでひっくり返して焼きます。
ヒッ
焼き過ぎた...
でも東雲部分はうまくいってるかもしれない!
そっと紙を剥がす。
左は見れないこともないけども、右は、明けちゃってます。
剥がした紙を確認すると、生地が取れています。火加減かな~。
ホットプレートがある程度の温度になると電源が切れてしまうタイプで、温度が安定しないんですよね。
強くすると焦げちゃうし、低くすると生焼けになってしまいます。
その加減がすごく難しくて、うまくいかなかったのでフライパンに変更。
温度が安定する厚地のフライパンを使いました。
まずは1枚練習。
あ!この生地を載せる前に、ホットケーキを綺麗に焼くコツでよく出てくる
"フライパンを熱して火から外し濡れ布巾に置く作戦"を実行しました。
生地を載せて、泡が割れたらひっくり返してみます。
ひっくり返した瞬間、生地がフワっと持ち上がり、柔らかそうな仕上がりになりました。
ホットプレートは熱が通るのが遅く、時間がかかっていたのでペシャンコに。
餡が入ってない状態での比較です。
ん~~~。温度を維持するの大事ですね。
次は餡を挟む作業です。
生地が熱い状態で挟むと餡が傷んでしまうので生地はしっかり冷まします。
挟んで掌で包み込み、淵を閉じたら
どら焼き完成~~~~♪出来上がり~~~♪
わああ!どら焼きだ~~~~!
焼いているうちにだんだん火加減に慣れてきて、ふわふわの生地になってきました。
ただ、見た目の通りちょっと焼き過ぎのようで表面が少し硬く、後味に焦げの香りが残りました。
惜しい。
この作業一連をまとめて課題レポートにし、提出します。
あと第11課と12課が残っていますが、このレポートを提出したら提出物は終わりです。
ですが!このブログは12課まで続きます。
残りあと数日となりましたが、最後まで気を抜かず頑張ります~!
(おまけ)
写真撮影の舞台裏
焦げが丸見え!向きを変えてごまかしました。
東雲焼きもちゃんと作れるようにしたいな。