OSAKA

辻調理師専門学校

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シミュレーション実習に向けて...!

調理技術マネジメント学科

2023.01.12

みなさん、こんにちは!
西洋料理担当の山﨑 頌悟です。

今回は皆様に、調理技術マネジメント学科2年生の後期の実習をお届けします。
以前紹介した、シミュレーション実習で学生たちが成長した様子です。

調理技術マネジメント学科2年生西洋料理クラスでは、
学年末に各クラスが考えたコース料理をお客さんに提供する機会があります。
これまで勉強した様々な知識や培った技術を駆使してレシピを考案し作成していきます。

昨年の7月頃からメニューを考え始めて、そして今回は試作段階の3回目の実習になります。
ほとんど料理は完成しつつあり、
実際に作った料理を先生たちに食べてもらい評価をもらって料理を確立させていきます。

まずは仕込みの風景からお見せします!


こちらはミルフィーユのパイ生地を作成してるシーンです。
西洋料理では、こういったお菓子の生地を作ることから勉強します。


つぎにサーモンのマリネを作成しているシーンです。

フレッシュのサーモンを丸ごと塩漬けにしてから一晩おき、
翌日流水で余分な塩分を洗い流してオイル漬けにします。
この写真ではオイル漬けにして完成したものになります。
このような事も授業で勉強したもので、実際に学生が取り組んでいます。



続いて豚肉のテリーヌです。
火を通して一晩寝かせたものをカットしているところです。
こちらも授業で行って勉強しました。


そして料理だけでなく、サーヴィス担当の学生達も料理提供のためのミーティングを行っています。
こうした調理する側とサーヴィスの連携も美味しい料理を出すためには必要な事です。

そして良い状態の料理をお客さんに食べて頂くためには、
器選びや、ナイフ、フォークの組み合わせなども大事になってきます。
なのでこれまでにシミュレーション実習で培ったサーヴィスの知識をしっかりと応用させていかなければなりません。

では、実際に試作段階の料理を一気に見ていきましょう!

前菜盛り合わせ(サーモンのマリネ、テリーヌ、海老とアボカドのタルタル)


きのこのポタージュ


真鯛のヴィエノワーズ、ソース・ヴェルモット


鴨胸肉のポワレ、オレンジ風味のソース


イチゴのミルフィーユ、イチゴのソルベを添えて


エスプレッソ、フランボワーズ風味のフィナンシェ

今回は、本番同様に実際の流れで、
前菜からメイン、デザートまで先生たちに食べてもらう事もあってか、
いつも以上に学生たちも気合が入っていました!
試食してもらった後は、それぞれ料理のコメントをもらい、
本番に向けてより一層気持ちが高まっている様子でした。
こうした自分達でコース料理を作成する楽しさも調理技術マネジメント学科の魅力です!


さて今回は調理技術マネジメント学科2年生の成長した様子をお届けしました。
いかがでしたでしょうか?

辻調に入学を検討している方々、
入学前から練習しなくても大丈夫です。
「包丁なんて触ったことないから不安、自信がない」と
よくオープンキャンパスでも耳にしますが、
何の問題もありません!!
(実際、私も料理をしたことすらありませんでした。笑)
入学してから、先生たちが一から教えてくれます。
包丁の扱い方や食材の処理、切りものなどは、
ほとんどの学生が入学してから特訓しますのでご安心を!

あと2か月ほどで卒業しそれぞれの道へ旅立っていく2年生の学生達が、
これからどんな活躍するかが今から楽しみです!
今後の彼らの活躍に乞うご期待!

~プロフィール~
辻調理師専門学校 西洋料理担当
山﨑 頌悟
生まれも育ちも大阪府!
休日は西洋料理よりも和食や中華をよく作ります。
最近はホットプレートを使って楽しく料理していますよ~