OSAKA

始まり

在校生ブログ
調理師本科

2015.05.25

はじめまして、 調理師本科のIchiroです。

  

すでに入学式から一ヶ月半経っていますが、入学時を振り返って書いていきたいと思います。
4月入学式、大阪城ホール。

  

  

その二日後から、一泊二日の宿泊ガイダンスが琵琶湖グランドホテル(滋賀県)でありました。

  

まずショックな言葉で始まったのを覚えています。それは、
「本校では、茶髪は禁止です。茶髪の方は黒く染めて、来週登校してください。」

  

それを聞いた時、「えぇ?ここはどこぉ?」って感じでした。
私が茶髪だったのではなく、なんで茶髪があかんの?しかも18歳以上に"人"たちに、そんなことを言うかぁ?って感じでした。そんな感じで始まったガイダンス。

  


いくつかとてもいいこともありました。
「挨拶は、大きな声で元気良く。」
今はできない人が多いですよね。

  

それと、キャリアクラス(一度社会に出た人達のクラス)ならではの説明もありました。今でも覚えてることは、「学生としての特権を使ってください。」
例えば、「わからない。」と言える。何度でも人に質問できる。人に気を遣わず、遠慮なく、自分の欲しいものを手に取る。(あんまり遠慮のないのも困りますが)

  

学生(=アホ)になれってこと。その時に、大学時代に友達と話してたことを思い出した。
「アホにならな、人間学べない。」
好きな言葉の一つです。
「そやな、アホにならなあかんなぁ。」と思った瞬間でした。

  

そんな感じで始まった、中年オヤジの学生生活。
今振り返ると、この学校(辻調)は、アホに躾も身なりも教育するいい学校なのかなぁ、と思うときがある。
あれから一ヶ月半が経ちました。
ちゃんと、アホになれてるかなぁ、と思うこの頃。
挨拶は、毎朝、近所の小学生の登校整理をしているお爺ちゃんお婆ちゃんに、辻調入口で元気にちゃんとできてます。

  

  




* プロフィール *
調理師本科、46歳男性、大阪市出身、フランス在住20年。けど今は辻調で学生をしてるIchiroです。
家族、スポーツ大好き。料理も好きです。
将来は、フレンチ・アルプスでペンションオーナー、かつスポーツをする料理人。