調理技術コンクール全国大会 ~その2~
2月24日・25日の2日間にわたって開催された
第29回調理師養成施設全国調理技術コンクール全国大会も
残すところ緊張の結果発表を残すのみとなりました。
大会委員長である、服部先生からのお話や
各料理部門の先生方から講評がありました。
その中で
「出来栄えは、とても素晴らしいが、この材料を美味しく食べさせたいという迫力がもっと欲しい」
とのコメントがあり、調理技術の難しさと本質というものについて、
あらためて考えさせられるお話でした。
さて結果は、
宮津さんと安川さんが、協賛会社賞
鄭さんが、後援団体長賞を受賞しました!
残念ながら、全員受賞とはいきませんでしたが
それぞれに頑張った結果です。
おめでとうございました!
表彰式の後、少し話を聞くことができましたが
やはり、みんな一番を目指して頑張ってきたこともあり
「悔しい」というのが本音です。
崔さん
田邊さん
中野さん
横山さん
受賞した三人は
鄭さんは
「「悔しい」という気持ちはあるけれど、コンクールに参加して、今日引率してくれた先生をはじめ大阪にいる他の先生方や周りの人、みんながサポートしてくれたことに、とても感激しました。本当に、辻調に入ってよかったです」とのことでした。
宮津くんは
「真薯の材料が、思ったように膨らまなかった。今考えれば、対応する術はあったと思うが、その場で機転がきかなかったことが悔しい。でも、これで気合いが入りました」と、これからにむかって前向きに話してくれました。
安川さんは
「悔しいけれど、やり切ったと思います。やり残したというような後悔はないので清々しい気分です。コンクールに参加したことで、コンクールに向けて練習してきたことや、こういう緊張感を経験できたことはよかったと思います。」
それぞれ、悔しいという気持ちを前向きに受け止めて、
これからまた美味しい料理を作っていってくれると思います。
とはいえ、決勝大会は全国の調理師養成学校に通う学生、約17,000人の中の143人です。
自信を持って、是非これからも美味しい料理を作るべく頑張ってください。
そして、コンクールでは、競い合うことはもちろん
同じ食の世界を目指す他校との仲間もできたようでした。
みなさん、おめでとうございます&おつかれさまでした!