OSAKA

辻調理師専門学校

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教室を出て和歌山へ!?

調理師本科

2020.11.17

皆さんこんにちは!

調理師本科クラスでは、11月5日と6日にクラス別に校外学習へ行ってきました。
行先は和歌山で、『食と農』のつながりを理解する勉強でした。

まずは、柿の収穫体験です!
柿を大切に育てている農家さんより、紀の川柿の特徴、収穫の仕方を教えてもらいます。
いつもの授業よりも集中し、聞いている姿は、青空よりもまぶしかった!!



いざ収穫体験!
美味しい柿を求めて柿畑の中に!
急な斜面も、美味しい柿の為には気にならない様子。





今回収穫した柿は、渋柿!
渋柿といえばスーパーや八百屋では干し柿としてみることが大半ではないでしょうか!?
でも収穫した紀の川柿は甘く、歯ざわりのよく、とても大きな柿なのです!
渋を抜いて食べる方法を知っている人も多いと思いますが、
この紀の川柿は、収穫する前に、特殊な方法で渋を抜いてあるのです!
ですから、収穫したらすぐに美味しく食べることができます。
では渋の抜けた柿と渋が残っている柿の断面を見比べてみましょう!


左のゴマのような模様がある方が、渋が抜けた柿。
右の柿は渋くてそのままでは食べることができません。
次にお腹が減っては戦(勉強)ができぬということで、昼食時間です。




次に訪れたのが、『めっけもん広場』です。
和歌山の特産品が並んでいます。
普段、大阪のスーパーでは出回らない間引き菜や、新鮮な野菜や果物、柑橘類がたくさん並んでいます!
そして何よりも安い! これには皆、驚きでした。







最後に、和歌山電鐵 貴志駅→伊太祁曾駅まで乗車。
この路線は、10年前に廃線になりましたが、住民の強い要望で存続。
今は色々な企画を催し、全国からお客さんを集めているそうです。






無事、16時過ぎに帰校。
今まで辻調で学んだ料理をもとに、柿を使った1品考案の宿題に頭を抱えていたが、
友達同士で柿談議(ひそひそ話)に花を咲かせていたのは言うまでもないです。

学校で受ける授業も大切ですが、
自分で実際に体験することもとても大切なことに気付いた一日になりました。

普段の授業もいつでも見学できますので、ぜひ辻調に来てみてくださいね!