別科研究講座「日本の伝統工芸」
韓国語で読みたい方はこちら
「おもてなしの心」を伝えるための、日本ならではの伝統な技法があります。
お祝いごとなど、催事ごとに「和紙で包み、水引をかける」伝統文化がその一つ。
結び方や和紙の折り方を学ぶことで、料理を引き立て、美しさや演出などを生み出します。
辻調理師専門学校では、専門性の高い選択制の別科講座として、
料理を演出するための水引(伝統工芸)の授業を行いました。
まずは、お手本のご紹介!
~『春の演出』 伊勢海老 前菜~
~『夏の演出』 朝顔棚 先付け~
~『日本料理店で会席料理の案内』 朝顔 お品書き~
~『中国料理店で点心の案内』 龍 お品書き~
料理やお菓子を引き立てる伝統飾り。
すべて何処にも売っていないオリジナルの作品です!
水引をかけることで、相手に感謝に気持ちが伝わります。
~『日本料理店で床の間飾り』 鮎塩焼き 鵜篭にて~
(焼いた鮎から笹葉まで、全て水引で作っています。)
改めて、水引とは・・・贈り物の包み紙などにかかける和紙でできた紐のようなもの。
(外せば「梅の箸置き」に)
今回は、「伊勢海老」「鯛」「鶴」「龍」「ひまわり」「薔薇」の中から、学生が作りたいものを選択。
ipadには、テキスト(動画テキスト)もあり、どこでも、いつでも学べるシステムです。
(「龍」を作っている学生)
(「鯛」を作っている学生)
次回は、学生作品をご紹介します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
辻調の授業に興味を持った方はぜひ学校見学やオープンキャンパスにも来てみてくださいね!
辻調理師専門学校 日本料理担当
山下 彰啓
趣味は、落語を聞くこと・・
毎日新聞の「落語食堂」で上方落語家「桂 吉坊」さんと
5年間コラボ!それからハマってます。