フランスパンとバゲット。その違いは?
2017.06.07 カテゴリー:通信教育部からのお知らせ
漫画やドラマの主人公が持つ買物袋から飛び出すものといえば。
そう、袋からちょっと顔を出し、スーパー行ってきました感を出すアレといえば。
ネギと同じく定番なのが、フランスパンですね。
あれ?でもフランスパンとバゲットって何が違うんでしょう?
フランスパンのオシャレな言い方がバゲット?それともフランスパンの正式名称がバゲット?
いえいえ、フランスパンもバゲットも「パン・トラディショネル Pain traditionnel」です。
パン・トラディショネルはフランスを代表する食事パンで、日本でいうところの「フランスパン」の総称になります。
フランスではパン・トラディショネルと呼ぶことは少なく、大きさや形の違いによって、それぞれの名前で呼ばれています。
バゲットは、その中の一つです。 フランスでバゲットといえば、350g程度の生地を長さ70cm弱の棒状に成形し、クープ(切り込み)を7本入れたものが一般的です。
▲バゲット
棒状のパン・トラディショネルには、大きさやクープの数の違いにより、ドゥ・リーヴル deux livres、パリジャン parisien、バゲット baguette、バタール batard、フィセル ficelle などがあります。
▲バタール
エピ epi もこの仲間に入ります。
▲エピ
この他にも、クーペ coupe、タバティエール tabatiere、ファンデュ fandu、シャンピニョン champignon など棒状ではない、小型のパン・トラデイショネルもあります。
▲クーペ
大型のブール boule もお仲間です。
▲ブール
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