笑顔溢れる楽しい実習!卒業までにクオリティを上げよう!~2年生編~
みなさん、こんにちは!
西洋料理担当の紫藤(しとう)いづみです。
今回は皆様に、調理技術マネジメント学科2年生の基礎実習の様子をお届けします。
マネジメント学科2年生の実習は大きく2つに分かれます。
一つはシミュレーション実習、もう一つは基礎実習です。
シミュレーション実習はまた後日ご紹介させてください!
今回は基礎実習の風景をみなさんにご紹介します。
基礎実習は、名前の通り、この1年の基礎となる部分を徹底的に行う実習で、
パンの作り方、パスタの仕上げ方、野菜の切りものなどがあります。
野菜の切りものは1年生の頃にも習ってはいるので、
2年生ではクオリティを上げるのが目的です。
まずは野菜の切りものから紹介します。
この見本を元に、
① トゥルネ(フットボール型)
② 板状のスライス
③ ジュリエンヌ(千切り)
この3種類を練習します。
にんじんの皮をむいて、5センチ長さにカットします。
ここまでは手際よく進んでいるのですが・・・
トゥルネは6~7面のフットボール型に、
そしてすべて同じ大きさに揃えます。
茹でる作業の際、茹で時間がまばらにならないように、
サイズを揃えるのは重要なポイントです。
包丁の動かし方が特殊なので苦戦しています。
1年生の頃にもやった内容です、もっと練習が必要ですね・・・!!
先生がタイムを計っています。
時間内にトゥルネができた人は約7割、
その中で合格ラインの綺麗なトゥルネをむけた人は2割くらいでしょうか。
夏までに全員が綺麗なトゥルネを時間内にむけるようこれから特訓ですね。
次にスライスにします。
1mmの厚みに揃えて丁寧に切ります。
慎重になりすぎるあまり、かなり時間がかかっています。
もっと早く切れるように練習しましょう!!!!!!!!!!!
上手にスライスできたもの見せてくれました。
次の課題はスピードアップだね!
今の3倍のスピードで切っていきましょう。笑
次にスライスしたにんじんをジュリエンヌにします。
あれ?幅がそろっていないぞ??
1mm厚のスライスを今度は1mm幅に切らないと細さがそろいません。
まだ不揃いでジュリエンヌとは呼べません。
厚み、細さ、長さ、それぞれがすべて均一になるよう、
練習をしなければなりませんね!
あとはスピードも大切です。
就職したら忙しくてゆっくり切りものをする時間はありません!
丁寧に!早く!
個々のスキルアップがかなり重要です。
これから毎日晩御飯は、にんじんのサラダになりそうです。
健康的かつヘルシーでいいですね!笑
私も学生の頃は毎日にんじんのジュリエンヌサラダと
じゃがいものトゥルネの塩湯がきを食べていました。
切りものは成長が手に取るように見えるので、
自信にも繋がります。
今回は調理技術マネジメント学科2年生の基礎実習の風景をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
まだまだこれから成長する余地あり!
将来大活躍する料理人がこの中から何人現れるか楽しみです!
辻調に入学を検討している方々、
入学前から練習しなくても大丈夫です。
「包丁なんて触ったことないから不安、自信がない」と
よくオープンキャンパスでも耳にしますが、
なんの問題もありません!!
入学してから、先生たちが一から教えてくれます。
包丁の扱い方や食材の処理、切りものなどは、
ほとんどの学生が入学してから特訓します。
また、2年生の学生たちが成長した姿をブログにてご紹介したいと思います。
みなさんお楽しみに!
~プロフィール~
辻調理師専門学校 西洋料理担当
紫藤いづみ
生まれも育ちも大阪府!
休日は娘とお菓子作りをするのが日課です。
今週末は何を作ろうかなぁ~