OSAKA

辻調理師専門学校

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中国5000年の歴史!?驚きの包丁技術!

調理師本科
調理技術マネジメント学科

2023.09.05



皆さん、こんにちは!
今日は中国料理の包丁技術に注目してみたいと思います!

中国料理の包丁といえば、こちらですよね!


この大きい包丁の重みを活かして切るのが特徴です。
重みを利用することで、最小限の力で材料を切ることができるのですね。
しかしこの包丁を使って細かい作業をすることもできます。


このような飾り切りは大きい包丁を使って切っています。
凄い技術ですねー!

他にも、こんな材料を切っていきます。
それは・・・豆腐の細切り!
豆腐を細切りにするなんて、聞いたことありますか?
切っている様子はこちら・・・


ただぐちゃぐちゃの豆腐があるようにしか、見えませんよね。
しかしこれをボウルにつけると・・・


綺麗な細切りになります!

ただ切って終わりではありませんね。
これを料理にしていきます。

これは東京で有名な四川料理のお店「老四川 飄香(ピャオシャン)」のオーナーシェフ
井桁良樹先生に外来講師として授業に来て頂き、作って頂いた料理です。


よ~く写真を見ると、白いスープは細切りにされた豆腐だということが分かります。
丁寧に少しずつ包丁を動かすことで、細く綺麗に切ることができるのですね。


他にもペティナイフや彫刻刀を使って、細かい造形を作ることが出来ます。


これは彫り花です。
ペティナイフを使って一枚一枚花びらを作っていきます。
これを極めていくと、様々な形を作ることができます!




こちらは彫刻刀も使った野菜彫刻です。



ここまでくると芸術の域ですね^^

学校では、中華包丁を使っての飾り切りや
ペティナイフを使っての彫り花を実習することができます。

中国料理のオープンキャンパスに参加したら、先生にお願いしてみて下さい。
材料があれば彫ってくれるかも知れませんよ!



~プロフィール~
辻調理師専門学校 中国料理担当
川﨑 元太
料理の始まりは祖母の作った炒飯でした。
同じように美味しく作りたいと何度もトライしているうちに
気が付けば中華鍋を買い、気が付けば辻調に入学し
気が付けば辻調で教えていました。
毎日、勉強です。
料理の勉強ってとっても楽しいですよ!