OSAKA

辻調理師専門学校

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初めてのイタリアコース料理

調理技術マネジメント学科

2019.06.10

ボンジョルノ!!

みなさん、こんにちは!西洋料理班の堀井です。

さて、今回の内容はといいますと、調理技術マネジメント学科2年生が

実習で作るコース料理の料理を紹介します!

今までフランスコース料理を作ってきた2年生ですが、

来週から初めてのイタリアコース料理が始まります!!!

イタリア料理好きな学生は「待ってました!」という感じですね^^

では順に紹介していきますね。

ストゥッツィキーノ(アミューズ・つきだし)です!

左:スップリ 右:鶏肝のクロスティーニ

スップリは簡単に言うとライスコロッケです。

少し固めに作ったリゾットと、中にモッツァレラチーズを入れて丸め、カリッと揚げます。

アツアツの状態で食べたらチーズが伸びてボーーーノ!(笑)

クロスティーニはイタリア版ガーリックトーストです。

鶏肝とみじん切りにしたたっぷりの玉ねぎを炒めてから

ブランデー、甘口のマルサラワイン(あの、ティラミスでも使用します!)で

軽く煮込んでペースト状にしてクロスティーニにのせた料理です。

恥ずかしながら肝が苦手な私でもおいしくいただけました!(笑)

それくらい肝独特の癖が穏やかで食べやすい料理となってます!

プリモピアット(1品目)はきのこのリゾットです!

数種類のきのこを角切りにしてトマトソースベースに仕上げています

きのこの香りがふわっと口の中に広がります!

もう1品でてきました・・・!

こちらはオレキエッテ、ブロッコリーとヒイカのソース です。

なぜプリモピアットが2品もあるかというと、

今回の実習は料理を選択できるコース料理となっているんです!

マネジメント学科の2年生の実習では、学生がお客様役として学生が作った料理を食べて

料理を勉強するという授業をしています。

お客様役の学生がリゾットかパスタ、どちらかを選択してオーダーを通します。

実際のお店を想定した授業になってますので

お客様(役の学生)が注文し、シェフがイタリア語でオーダー通します。

この時、何の料理・提供する数・テーブル番号をしっかりと聞いて

料理を提供しなければなりません。

選択制の実習に慣れてきたらメイン料理とかも選択制になってくるので

より実習の難しさが高まります・・・!

さて、少し話がそれてしまったので料理の説明に戻ります・・・。

実はこのオレキエッテ、市販のものではなく自家製のオレキエッテなんです!

市販のものと食べ比べると

弾力がありもちもちしていてより一層小麦の香りがしておいしいです!

ただ1つ1つ手作業で成形して沢山作らなきゃいけないので

集中力と根性が必要となります(笑)

セコンドピアット(メイン料理)はローマ風サルティンボッカです!

子牛のロース肉を薄く叩き、セージという香草をのせ、生ハムを巻いて焼き、

子牛のだし汁とバターで作ったソースの中で仕上げて提供します。

ロース肉はとても柔らかくてジューシーです!

生ハムもイタリア産のものを使っているので本場さながらです!

以上、実習で作るコース料理の紹介でした♪

他にもまかない班がつくる料理やパン・デザートも紹介したかったですが

内容が盛りだくさんとなってしまいますので

またの機会に詳しく実習のことを紹介したいと思います^^

それではまた次回!

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滋賀県出身ほりいです!
近江ちゃんぽんよりもラーメンが好き!
大阪のおいしいラーメン屋を食べ回っています!

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