「食品と栄養」の授業での取り組み ~"メニューコンテスト"を実施し、優秀メニューを職員の賄いにて提供‼~
昨年に続き「食品と栄養」の授業にて、病気の予防、改善のための食事のポイントを学んだ上で
メニュー考案、コンテストを実施しました。
学生、職員による投票で選ばれたメニューを職員食堂にて提供。
今年は「調理師本科」「調理技術マネジメント学科」「高度調理技術マネジメント学科」の
1年生の14クラス、112のメニューの中から選ばれました。
食品の成分や特徴、調理の特性に関する知識、エネルギーや栄養素の体内での働きに関する知識を習得し、
食品、栄養との関わりを理解し、健康の保持、増進を意識できる調理師を目指す授業を行い、
その中で、病気の予防、改善のための食事を考案し、コンクール形式でメニューを班ごとで考案する。
選ばれたメニュー
各クラス8班でメニュー考案をし、クラス投票にて1つを選出。
14のメニューを学生、職員投票にて、内容に沿いもっとも優れたメニューを選ぶ。
学生の試作
料理提供
調理担当者へのプレゼン
学生が考え選ばれたメニューを一度試作し、職員食堂で委託、提携している「東テスティバル」の調理担当者、
管理栄養士さんに食べていだき、コンセプトや作り方の説明をした上で、意見をいただきました。
ポスター、職員アンケート
食べた後で職員にアンケートを実施し、メニュー内容と合わせ、その結果を学生達にフィードバックしました。
提供する様子を見学
自分達が考えたメニューが実際に提供されている様子を見学。
机の上だけで考えるのではなく、実際に形となった料理を本人達も食べ、
様々な感想を持ち、今後に活かせる良い機会となりました。
当日提供された料理
学生が食べている風景
フィードバックをもらっている
考えた学生と作ってくれた方々と一緒に記念撮影
皆での記念撮影
決められた料理を作るだけでなく、自発的に考え、行動することで、新たなる発見があり、様々な出会いが生まれる。
この一つずつの経験がより良い料理人をつくると思える機会となりました。
~プロフィール~
辻調理師専門学校 日本料理班
調理技術マネジメント学科 学科長
岡田 裕