中国料理 北京烤鴨(北京ダック)
こんにちわ!(ノ・ω・)ノ
中国料理班ブログ担当の中島です!
本日は先日行った講習の料理を紹介したいと思います!
タイトルにあるように内容は北京ダックです(゚Д゚ノ)ノ
食べたことがある人はそれほど多くないかもしれませんが、
皆さん名前くらいは1度は聞いたことあるんじゃないでしょうか?
アヒルを一羽まるまる焼いて切り身にし、小麦粉で作った中国クレープに包んで
他の材料と一緒に巻いて食べる料理なんですよ(o´ω`o)
まずはこれが本日の主役の合鴨です!
合鴨とは鴨とアヒルを掛け合わせて出来た品種です。
アヒルとは野生の鴨を飼い慣らして家禽にした品種になります。
日本では古くから野生の鴨を捕えて食していたのですが、冬場しか飛来しないので冬にしか食べれなかったんですね。
そこで中国から伝わってきたアヒルが大型でよく卵を産み、冬場以外でも食せるため日本でもアヒルを飼う農家が
出てきました。
ただ、アヒルは脂が多く日本人にはあまり好まれなかったみたいです。
そこで生まれたのがそのアヒルと鴨を掛け合わせ、良い所取りをした合鴨というわけなんです。
いろいろと言いましたが要するに
鴨 =野生の鴨(マガモなど)
アヒル=野生の鴨を人間が飼いならした品種(家禽)
合鴨 =鴨とアヒルを掛け合わせて双方の良い所取りをした品種
ということです!
ちなみに本日使用するのは大阪あひる (あひるといってますが合鴨です 笑) という大阪で飼育されている合鴨で国産の
合鴨として全国に多く出回ってる合鴨になります。
さて...プロの料理にはプロの技が施されているもの。
もちろんこの北京ダックも例外ではありません。
そのプロの技とは!なんと・・・!
この合鴨に空気を入れてふくらましてしまうんです!(*゚Д゚)*゚Д゚)*゚Д゚)エエエエェェェ!!
before
↓↓↓
after
なんでそんなことを・・・と、思ってしまいますよね。
もちろんちゃんとした理由があるんですよ~(。'Д')゚Д゚)フムフム
その理由はアヒルの皮をパリッと焼くためです。
北京ダックという料理はいかにして皮をパリッと仕上げるかが最大のポイントになのですが、
皮と肉の間に空気を入れることにより、焼いたときに肉汁が皮に浸み込んでヘニャッとならないようにしてるんですね。
ちなみに膨らませる方法は・・・・・・・
内緒です(*бωб)
興味がある方は中国料理のオープンキャンパスに参加して職員に聞いてみてくださ~い(笑)
うちの中国料理の職員ならだれでも知ってますんで((´∀`*))
お次は内臓や手羽先、水かきなど北京ダックには使わない余分なものを取り除いたら
更に皮をパリッとさせるための技は続きますΣp(`□´)q
表面に薄い水飴をかけて乾燥させるのですが、水飴がかかりやすいように熱湯をかけて皮をピンッとはらします!
お湯をかけて ⇒ 水飴をかけます
このように皮をパリッと焼くための技を施して水飴が乾くまで乾燥させます。
水飴をかけて乾燥させることによって仕上げに焼いたときに表面が飴状になりシャリシャリになるんですよ٩(。θ◡θ。)۶
長くなりましたので今回はここまで~
次回は北京ダックの仕上げと食べ方の説明をしたいと思いますm(._.*)m