はじめての中間試験!
皆様、こんにちは。
辻調理師専門学校で西洋料理を担当している木下です。
調理師本科生たちは4月の入学から1か月半がたち、学校では中間試験の時期になりました。
この1か月半という短い時間の中で、包丁研ぎから始まり
野菜の様々な切り方や火通しの方法を勉強してきました。中間試験はその成果を発揮する機会となります。
学生たちにも少し緊張した様子が見られますね。
でもみんなが今までやってきたことを全部出していけば、きっと大丈夫です!
中間試験では、じゃがいもを1cm角の角切りにしてそれを塩ゆがきにします。
ポイントは衛生的な仕事を行っているか、同じ大きさに切りそろえられているか、塩ゆがきの加減です。
それでは試験開始です!まずは手洗いをしています。衛生面もしっかり考えていますね。
じゃがいもを洗って、皮をむいていきましょう。
むき残しはないか、しっかりとチェックしていますね。
皮がむけたので、角切りをしてきます。
でもここで慌てない!
塩ゆがきをするためのお湯を沸かしていきましょう。
料理を段取りよく作るための合理的な方法です。
ただ料理を作ることができるだけでなく、より実践で生かせるよう、考えることができてきていますね。
さあ、包丁を手に取りじゃがいもを切っていきます。
真剣な眼差しで集中して取り組んでいます。
切りそろえるためのポイントはまっすぐに包丁を動かすことです。
西洋料理の包丁は両刃になっているので、少しのブレで斜めになってしまいます。
正確にまっすぐ包丁を動かせていますね。これは、練習の成果が出ているようで素晴らしいですね!
ではじゃがいもを塩ゆがきしていきましょう!
切った野菜の大きさや種類によってゆで時間は変わるので、
ゆでた時間だけで判断するのではなく食べて確かめています。
学生の完成の申告とともに先生の採点が始まりました。
採点の結果はまだわかりませんが、自信アリですかね?
これからも学校では色々な切り方や調理法を学び、料理を作っていきます。
楽しみながら知識や経験を積んでいってくださいね。未来のシェフたち、頑張って!
~プロフィール~
辻調理師専門学校 西洋料理担当
木下 雄介
辻調に入学し、フランス料理を勉強してその美しさや論理的な作り方に惚れました
料理だけでなく美術を見るのも大好きで、よく美術館に行っています。
学生の皆さんには料理を楽しく、理解して作ることが出来るよう教えていきたいと思います。