OSAKA

辻調理師専門学校

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「自分で釣った魚を食べてほしいぞ!その思いで入学しました!」 ~日本料理だけを学ぶ辻調 ブログ7~

日本料理クリエイティブ経営学科

2022.07.15

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昨年4月に日本料理本科(1年制)日本料理クリエイティブ経営学科(2年制)が
辻調理師専門学校の日本料理学科として開校しました。
この2つの学科では日本料理の会席料理を中心に学びます。

毎年多くの学生がオープンキャンパスに参加してくれますが、
その際、私が学生に「君はなぜ料理人になりたいの?」「なぜ日本料理をやりたいの?」と質問すると
「僕は釣りが趣味です!将来の夢は自分で釣った魚を人に食べさせたい!」
「そのために料理人になります!」 と答える学生が過去にもたくさんいました。

今の日本料理本科、日本料理クリエイティブ経営学科の学生にも「趣味が釣り!」の学生がたくさんいます。

その中から特に「釣りを愛黒ハートする気持ちは誰にも負けません!」
と手を挙げてくれた3人の学生にクローズアップしてみました。


まずは日本料理クリエイティブ経営学科1年生の水内くん、前田くんです!

「水内くんは何県出身ですか?」

山口県です。
小学校から釣りをはじめて、そのころから、自分の釣った魚は「刺身・煮付・揚げ物・塩焼き」などにして食べていました。
どうやって食べれば美味しい魚かをネットを見ながら調べていました。

「そっか、小学生で水内くんは料理の修業を始めたんだね(笑)」

山口県の笠戸湾と徳山湾で良く釣ったのは、
アジ、タイ、スズキ、チヌ、キス、コチ、 ヒラメにカレイ、カニ、タコ・・・まだまだ続く(笑)

「ロン毛の前田くんは大阪出身だったよね 」

そうです。
僕は南港、カモメ大橋でいつも釣っています。
主に夏が多いかなぁ、タチウオ、アジ、ボラ!
寒い冬は苦手です。
タチウオの釣りたては本当に刀のように銀色にピカピカ輝いている!
皮に傷がつかないようにそぉ~と持って帰ります。


釣りの世界は男だけはありませんよ。
こちらも日本料理クリエイティブ経営学科1年生の森崎さんです。

「森崎さん正直、趣味が釣りには見えないけど?」


何を言っているのかな、まずは写真を見なさい!







これ森崎さんが釣ったの?
かなり上手そう~
普段なに釣りするの?

ルアー、投げ、穴釣りもするよ!
大物狙うときは投げ釣りが多いかなぁ。
うちの家族全員「趣味は釣り!」


「ところで3人はなぜ日本料理の道を選んだの?」

じゃあ森崎さんから!

親戚のおじさんが西洋料理人で中学生のころ自分で釣った魚を持っていくと、
美味しい料理にしてくれて とても感動しました。

へーおしゃれななムニエルかなんか?

いや魚の煮付けだったよ。

エッ西洋料理人なのに煮付けだったんや(笑)

それが美味しくてさ!自分で釣った魚を美味しく調理できたらなぁと思ったの。
今はすし職人になるのもありかなぁって思っています。

寿司を握る森崎さんもカッコいいと思いますよわーい(嬉しい顔)


「では前田くんにも同じ質問ね」

僕は魚の鮮度に特にこだわりがあります。
釣った魚は包丁を使わず、すぐに頭の骨をボキッと折って活〆状態にしていました。
魚の鮮度を売りにした「すし屋」を開くのが夢です。
自分の釣った魚を提供するときは 「本日のおすすめ」と決めています(笑)

釣りの楽しみは魚を釣ることは勿論だけど、天気の良い日は「美しい日の出」が見られると嬉しくなるよね!
エッ、俺もおんなじこと考えていた。みんなそうなんやぁ!
水内君撮影の「美しい日の出」をご覧ください!

よし!夏休み3人で南港に釣りに行こうよ!

いいねわーい(嬉しい顔) 
釣った魚は料理したいね!
なに作る! 
鮮度いいから絶対、刺身だよ。天ぷらもいいね!炭火で焼くのもサイコー
やっぱ、明日行こうか!
なんでやねん(笑)

入学して約4ヵ月!
授業でアジ、タイの三枚卸しは習ったけど、私たちはこれからどんな魚を卸せるようになるのだろうか? 
先生!教えてくださ~い!

分かりました!
では昨年度アップしたブログを見てください。

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~プロフィール~
辻調理師専門学校 日本料理
小川 健
香川県出身。
私は今から35年前に辻調理師専門学校を卒業しました。
その当時と今も日本料理の基本は変わっていません!
揺るぎない基本をしっかり学ぶことが技術と知識を向上させる近道です。
日本料理に興味のある人、興味はあるけど自信のない人も大丈夫!
日本料理本科、日本料理クリエイティブ経営学科では
「難しいことが簡単にできるようになる」授業内容になっています。
どんな授業だ?これからも授業の様子はブログで紹介していきますよ!ご覧ください。