製菓技術マネジメント学科 1年生から2年生へのステップアップ!
入学・進級してから約半年。夏休みも終わり前期の授業が終盤になりました。
ここまで学生たちがどんな実習を行ってきたのか紹介したいと思います。
今回は、製菓技術マネジメント学科1年生と2年生の和菓子実習に潜入してみました。
では、1年生と2年生の違いと成長を見ていきましょう!
製菓技術マネジメント学科 1年生は、週に4回行われる半日実習のうち1回は、和菓子実習を行います。
まず初めに「薬饅頭」を作成し、基本技術である分割・包餡を習得することからスタートします。
(その様子は6月のブログに詳しく書いているので↓リンクからぜひ!)
和菓子の日と辻調の和菓子の授業│辻調理師専門学校ブログ│辻調理師専門学校 - 調理と製菓を学ぶ大阪の専門学校 (tsuji.ac.jp)
続いて、桜餅や端午の節句に食べられる粽などの季節のお菓子も作成します。
作業に慣れてくると製品は増えていきます。
夏休み前の実習では、みんな大好きな「どら焼き」と、「アーモンド焼き饅頭」の2品を作成しました。
作成量が増えるので、沢山コミュニケーションをとりながら取り組んでいます。
後期になってからも、沢山の種類のお菓子を作りながら基礎をしっかりと身に付け、2年生に進級となります。
では、2年生の授業も見ていきましょう。
2年生からは作成数もお菓子のレベルも上がります。
さらに1日通しの実習になりますので、数種類のお菓子を、合計でなんと300個以上を作ることも!
作成する製品は伝統的な和菓子はもちろんですが、
デザートの葛切り、洋素材を使ったパイ饅頭など、幅広く学んでいきます。
みたらし団子は特に学生人気が高く、楽しみながらも真剣に焼いていました!
また、単に持ち帰るだけでなくお客様の手元に届くまでのことを考え、
包装紙できれいにラッピングする授業なども行います。
1年生から積み上げてきた技術やコミュニケーション能力、材料の知識があるからこそ、
2年生ではこれだけの製品作成、作業内容をこなすことが出来るようになっていくのです!
このように製菓技術マネジメント学科では、1年目で洋菓子、製パン、和菓子の基礎をしっかりと学びます。
2年目ではその経験・知識を活かし、よりレベルの高いお菓子を作り、
現場の状況に近い形での授業に日々励んでいます。
私も卒業後、学生が自信を持って働けるような授業ができるよう心がけています。
みんな一緒に頑張ろう!
~プロフィール~
辻調理師専門学校 和菓子担当
谷村季輝
北海道出身。
北海道のお米と、お菓子をいっぱい食べて大きくなりました。
最近はお酒も
力仕事は自信あり!!