OSAKA

辻調理師専門学校

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製菓理論ってどんな授業!?

洋菓子
製菓技術マネジメント学科
製菓衛生師本科

2024.10.10

辻調理師専門学校の製菓衛生師本科、製菓技術マネジメント学科の1年生には、
製菓理論という授業があります。

製菓理論と聞くと少し難しく感じますが、製菓衛生師になるためにはとても大切な授業の1つです。
どのような授業かというと、洋菓子、和菓子、製パンのジャンル別に分かれて、
特色や歴史、材料の基本特性、製菓器具・機器の扱い、教壇で先生が製品を作製しているところを見ながら、
製品を作るために必要なテクニック、どうしてそのような状態になるかなどを論理的に学んでいきます。
もちろん試食もあります!!
その他に材料や生地などの食べ比べをすることもあります。

それでは製菓理論洋菓子の授業の様子を覗いてみましょう!
本日のテーマは折り込みパイ生地で、製法の違う2種類のパイ生地を学びます。
製品はピティビエ、バンド・オ・フリュイ・ルージュの2品を紹介していきます。

ピティビエ
フランスの都市ピティビエの名前がついている有名なお菓子です。


バンド・オ・フリュイ・ルージュ
帯状に焼き上げたパイ生地にクリームとベリー系のフルーツを盛り付けたお菓子です。
本日の教壇は花屋先生です。


まずは本日の授業目標を共有し目標を明確にします。
そしてパワーポイントやホワイトボードを使用して、パイ生地はどうして膨らむのか?
サクサクしているのはなぜ?パイ生地は何層あるの?
材料の役割などの理論を解りやすく説明してくれます。


先生達の器具や体の使い方もよく見て学びます。



手元の細かいテクニックもモニターに映し出されるので安心です。


今年度より授業でデジタルデバイスを使用しています。
レシピや資料などをデータで配布し、学生は授業で学んだポイントを打ち込んだり、
食べ比べしたものなどの感想を書きとめて活用しています。
復習のためのツールも用意されています。

しっかり学んだ後は、お待ちかねの試食タイムです!


美味しいものを食べると自然といい笑顔になりますね。

製菓理論のいいところは、本校常任の先生が授業しているので
分からないことなどあればいつでも質問できるところです!
そして先生達も昔は辻調の学生だったので、生徒側の気持ちもよく分かります。
安全で美味しいお菓子を作るため、
また製菓衛生師免許取得のためにこれからも一緒に学んで行きましょう!

~プロフィール~
辻調理師専門学校  洋菓子担当
池田 麗(いけだ れい)
兵庫県出身
食べること大好き、楽しいこと大好き、バスケ大好き♡
やんちゃな男の子2人の子育てに日々奮闘中!
お菓子の質問いつでも待っています!