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辻調理師専門学校

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いよいよ卒業間近! ~2年間の集大成~自作レシピの作成!

調理技術マネジメント学科

2023.02.08

皆さんこんにちは!
今回のブログの内容は、卒業を控えた2年生の授業の様子を覗いてみようと思います。
2年生になったばかりの頃の記事や、
中盤の鍋操作や料理提供の段取りに慣れ始めた様子が見られる記事もありますので、
ぜひそちらもご覧ください。

さて卒業を控えた2年生はどんな動きになっているでしょうか。


これは授業終盤のシミュレーション実習の様子です。
自分たちで考え、料理を作れるようになりました。

学生たちは入学してから多くの料理を学びました。
中国料理だけに絞っても年間100品程度は学びます。2年間で200品です。


その中で素材について学び、調理法について学び、食文化について学び、様々なことを身に付けてきました。



画像は北海道漁連の方にホタテ講座を開いて頂いた様子

そうして身に付けてきた知識、技術を組み合わせて、新しくレシピを開発していくのです。
しかしそんなことができるようになるのは、就職し、経験を積み、技術を身に付けてからです。
今の段階ではできません。
しかしその土壌を作るべく、2年生ではシミュレーション実習以外に、自作レシピ作成という課題を行っています。

実はこの課題、前期の終わりに実習で行っています。
https://www.tsuji.ac.jp/college/chorishi/blog/cat168/post_424.html
以前のブログで外来の先生の授業としてまとめた記事です。

この回はテーマが「鶏肉」でした。
この頃から約半年...学生たちは驚くほどレベルアップしていました。
今回のテーマは「ホタテ、鯛、鯵、アナゴ」です。
もちろん今までの授業で学んだ食材をテーマにしています。
1からレシピを考える学生、食べ歩きのお店で食べた料理を参考にする学生、美味しかった料理の主材料を変更して作る学生。
自分の力量に応じて様々な料理を作っていました。





もちろん、まだまだ改善の余地はあります。
しかし本気で考え何度も試作し、作ったそのレシピは一生の思い出になるはずです。
彼らはこれから、一人の料理人として社会に旅立ちます。
さらに数年後、一人前となった彼らが自分のお店を持ち、今回作ったレシピを思い出して作ってくれると嬉しいですね!


~プロフィール~
辻調理師専門学校 中国料理担当
川﨑 元太
料理の始まりは祖母の作った炒飯でした。
同じように美味しく作りたいと何度もトライしているうちに
気が付けば中華鍋を買い、気が付けば辻調に入学し
気が付けば辻調で教えていました。
毎日、勉強です。
料理の勉強ってとっても楽しいですよ!