【キャリアガイダンス】調理3年制・塩谷 陽平さんインタビュー(12月号)
リクルート発行「キャリアガイダンス」12月号にて、
辻調理師専門学校 高度調理技術マネジメント学科(3年制)の
インタビューが掲載されました。
●学科長 矢尾板 渉
●1期生 松田 愛
●1期生 塩谷 陽平
辻調理師専門学校に入学したきっかけを教えてください。
塩谷: 幼い頃からずっと料理人になろうと考えていました。
で、僕は実家が静岡なんですが、東京か大阪の専門学校に行こうと考えていて。
何校かのオープンキャンパスに参加しましたが、辻調の印象が一番良かったんです。
歴史も長いし、料理も本格的だと感じたし、先生方も熱意があるし。それで、入学を決めました。
高度調理技術マネジメント学科を選んだ理由は何ですか?
塩谷: 一番の理由は、少人数制の学科であること。高度調理技術マネジメント学科の定員は40名。
これなら、絶対ていねいに教えてもらえるし、先生とも密な関係が築けると思いました。
あと、設立されたばかりの新学科だったので、まったく新しいところに飛びこむのも良いな、と思って。
入学後に「この学科を選んで良かった」と思ったことは何ですか?
塩谷: 定員が少ないこともあって、やっぱり先生とたくさん話せることですね。
経験や知識が豊富な先生と話していたら、雑談でも学ぶことがたくさんあって。
1日1個は必ず発見や感動があるんです。放課後は絶対に予定を入れずに学校に残って、
できるだけ先生のそばにいて、その言葉や行動から何かを学び取るように努めています。
入学後、自分が変わったと思うことはありますか?
塩谷: 料理に対する考え方が180度変わりました。
入学前までは、自分が満足する料理が作れたら良いし、料理で有名になれたら成功かな、
などと考えていました。でも、海外から来た留学生が、料理について真剣に語るのを聞いて、
自分中心な考え方が恥ずかしくなってきて。さらに、授業で農業を営む方とお話したり、
料理人の本を読んだりするうちに、視野がどんどん広がってきました。
今は、日本のためになるような料理がしたいと思っています。
たとえば、日本の食材や食文化の素晴らしさを、世界中に伝えるような。
そういうメッセージがこもった料理が、理想の料理だと思うようになりました。
これから楽しみな授業は何ですか?
塩谷: 半年間をかけて複数の現場で研修を受ける「キャリア形成実習」が楽しみです。
おそらく、実際に現場へ行ったら、最初は自分がどれだけ使えないかを実感してへこむと思います。
でも、そこで自分の課題を見つけて、乗り越える方法を考えて、課題をクリアする、という
半年間を過ごしたら、かなり成長できるのではないかと期待しています。
実習が始まるまでに、しっかり力を磨いておこうと思います。
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リクルート進学総研 キャリアガイダンス
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